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【北九州市小倉北区】小倉城を30000本の竹灯籠が彩る!秋風に揺れる灯りが幻想的な「小倉城竹あかり」

ゴルビーおじさん北九州地域情報発信ライター(北九州市)

現在小倉城内では市政60周年イベントの一環として「小倉城竹あかり」が催されています。

ライトアップされた小倉城
ライトアップされた小倉城

竹林面積日本一ともいわれる北九州は、合馬のたけのこでも知られる竹の産地です。

このイベントは、竹林被害のある山林から伐採した竹を利用し、市民参加のボランティアで作成した竹灯籠を小倉城の城内に飾り付けて楽しんでもらおうというもの。

イベント後は使用した竹灯籠は再利用されます。

趣向を凝らした竹灯籠と数々

有名なアニメキャラクター。これも竹灯籠です。
有名なアニメキャラクター。これも竹灯籠です。

順路に従って歩いて行くと真っ先に目に入るのは、有名なアニメにかたどった竹灯籠。はじめは電飾かと思いましたが一本一本の竹を絵柄にくりぬいていました。

まるで波打っているように見えます
まるで波打っているように見えます

通路の両側の灯りももちろん竹灯籠。中には竹の長さを調節して波打つように見せるものもあります。

小倉城を背に竹灯籠の一大スペクタクル!
小倉城を背に竹灯籠の一大スペクタクル!

圧巻なのはライトアップした小倉城を背に、かなり広い範囲に敷き詰められた竹灯籠です。

秋風に竹の中のロウソクが微妙に揺れるので何とも幻想的な一大スペクタクルを作り出しています。

通路などのいたるところに
通路などのいたるところに

ちなみに、小倉城内も有料(350円)で開放されていて、天守閣から見る光景は絶景のようです。

茶室です。中央に演目の舞台が。
茶室です。中央に演目の舞台が。

茶室をモチーフにしたコーナーでは、いろいろな演目が日替わりで行われています。

北九州各区の象徴をモチーフにした竹飾り

やはり若松区は若戸大橋。
やはり若松区は若戸大橋。

竹を張り巡らせて絵柄が浮かむように。
竹を張り巡らせて絵柄が浮かむように。

北九州市各区の象徴的な模様が竹に彫り込まれたスペースでは、長い竹をいろんな角度に交差させてどの方向からでも模様が見えるよう工夫されていました。

小学生から大学生までそれぞれの趣向で参加

小学生や幼稚園の子供達は、自分たちで書いた絵で光を囲む竹紙灯籠で参加。大学生もそれぞれの工夫を凝らした竹灯籠で参加していました。まさに、市民参加型のイベントです。

絵文字が浮かび上がる
絵文字が浮かび上がる

まさに芸術品
まさに芸術品

複雑な模様も
複雑な模様も

竹の光で顔の絵文字が浮き出るようなスマイル&ハートのコーナーや、一級芸術品といえるような手の込んだものもあります。

入口で配られたパンフレットの案内図。小倉城は朝から開いてますが、イベントは夕方からです。
入口で配られたパンフレットの案内図。小倉城は朝から開いてますが、イベントは夕方からです。

秋の涼しい宵。ライトアップされた小倉城と幻想的な竹灯籠で癒されてみませんか。イベントは11月5日までなのでお急ぎください。

小倉城竹あかり

場所:小倉城(北九州市小倉北区城内2−1)

駐車場はありますが混雑しますのでできるだけ公共の交通機関で)

時間:17:30~21:00(最終入場は20:30で21:00には閉門です)

期間:11月2日~11月5日

料金:500円(中学生以上)/一部(天守閣など)追加料金が必要です。

公式ページはこちら→小倉城竹あかり

北九州地域情報発信ライター(北九州市)

ここにしかないグルメ情報や、知られざる地域スポット、お酒を飲みながらくつろげる大人の癒しスペースの情報を発信していきます。音楽とお酒と自然を愛する、自称心優しいライターです。

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