【鎌ケ谷市】今後も開催予定。市民の森で梨の木や、竹を使ってお子さん達が木や自然の中での遊びを満喫。
中沢の市民の森で、toykama3temmyが企画運営した、夏だ! 市民の森で遊ぼう! 鎌ケ谷木育広場(夏)が開催されました。イベントに参加された皆さんの写真撮影にも許可をいただき、参加してきました。ありがとうございます。
おもちゃの広場や、お絵かきのワークショップなど様々な活躍をされている、toykama3temmyの皆さんが中心となり、市内の梨園川村梨園、木工スタジオ タケモク、遊びの達人 藤井さんが色々な遊びのプログラムを通して、市民の森キャンプ場にて、夏らしい遊びをたくさん楽しめるということで、市内の未就学児または小学生の親子連れが来場されていました。
連日暑い日が続き、当日も暑い日の開催でしたが、森の木々が陽射しを遮り、土の地面が熱を吸収することで、道路よりも暑さが和らいでいると教えていただきました。
まずは、遊びの達人の藤井さんに教えていただきながら、流しそうめんの装置を自分たちで作るところから、スタートしました。
長い一本の竹を半分に割って、そうめんを流せるようにします。竹に挟んだバールをかなづちで叩いて割っていきます。「やってみたい人ー?」の声に、たくさんの手が上がりました。普段は、金づちを持ったことのないお子さんも、一生懸命竹の両側のバールをたたきながら、割っていきます。手を挙げたほかのお子さんも、この後順に竹を割っていました。
竹がパキッと割れた後は、節の内側をハンマーで叩いて、取り除きます。この作業もお子さん達が代わる代わるハンマーを振っていました。竹の節が割れた部分は、きれいな色で南部せんべいのかけらのようでした。
割った竹を組み合わせて、流しそうめん装置の完成です。水を流すと歓声が上がります。竹の節が少し残っていることによって、そうめんが一気に流れ落ち過ぎず、少しずつ引っ掛かりながら、流れるので、取りやすいということでした。こうして作られた装置も、中に水を通してから時間が経つと、変色してしまうので、一回限りしか使うことができない、贅沢なものと教えてもらいました。
自分の器に、流しそうめんを取り、別に麺つゆをもらって座っていただきました。自分たちで竹から作った装置を流れてきたそうめんは、いつもよりとっても美味しく感じました。
カードに書かれたブースを自由に回ることができます。木工スタジオタケモクさん作成の鎌ケ谷の竹を使った竹水鉄砲で遊べるコーナーもありました。竹の太さや持ち手が違うものがいくつもあり、お子さん達は、よく飛ぶ一本を見つけては、水を入れて足元のみならず、びしょぬれになっていました。
設置された風船目掛けて、水を飛ばします。3メートルくらいの距離がありますが、風船に当たるとババババっと大きな音がするので、一生懸命に狙っている姿が多く見られました。
市内の梨園、川村梨園の梨の木を使ったけん玉づくりもありました。梨の枝はまっすぐのものだけではありませんが、2本を十字に組み合わせてタコ糸で結びます。小さなお子さんもぐるぐる自分で糸を巻き付けていました。
竹がけん玉の玉になります。竹を梨の枝に通すのですが、大人でもなかなか通すのは難しいよと言いながら、実演していただきました。そうお話しているさなかに、親子揃って、けん玉が通ったーと喜ぶ姿も見られました。
シャボン玉コーナーでは、わっかやチェーンなど様々な形の道具が用意されていました。大きなシャボン玉は作れるようになるまで、少しコツがいるようでしたが、できるようになると何度も大きなシャボン玉がふわりと空に舞っていました。
こまの部分が竹でできた、ぶんぶんごまは思い思いの絵が描かれていました。
K-Farmのキッチンカーでは、普段はスムージーなどが人気ですが、この日はふわふわのかき氷をチェックポイントの一つとして楽しむことができました。森の中とはいえ、たくさん動いて汗をかいた体にかき氷がふんわり冷たくしみわたります。
葉っぱを使ったお絵かきコーナーでは、自分が選んだ葉っぱに画用紙を重ね、好きな色を選んで塗ります。葉っぱを触りながら、どちらの面を上にしたらどんな模様になるかなど、考えながら筆を進める姿は、小さなアーティストのようでした。今回撮影に伺ったイベントは、夏の開催でしたが、今後も市民の森での開催が予定されています。日程は未定だそうですが、暑い時期とはまた違う企画で鎌ケ谷産の梨の木や、自然の中で楽しく遊べそうですね。今後のイベントなど詳細情報は、toykama3temmyのインスタグラムから。
夏だ! 市民の森で遊ぼう! 鎌ケ谷木育広場(夏)
※夏の開催は終了していますが、今後も開催予定とのことです。
開催日:2024年7月25日(木)
開催場所:市民の森(住所:千葉県鎌ケ谷市中沢767−1)