【鎌ケ谷市】サンタのように担がれた袋には市民の方の善意の想い、リサイクルへの想いが詰まっていました。
まだ暑い日が続いていた頃、鎌ケ谷市役所の駐車場で、サンタさんのように大きな袋を担いで移動する方々がいらっしゃったので、お話を聞かせてもらいました。暑い中、ありがとうございます。
お声を掛けると笑顔でお応えくださいました。皆さんは、福祉作業所友和園の方々でした。友和園は、心身に障害を有する方で就職することが困難な方が、社会生活への適応力の向上をはかり、社会的自立を目指すことを目的に設けられた施設です。この日は市役所内に設置されている回収箱からペットボトルのキャップを回収しに来られた所でした。とってもたくさん入っているように見えますが、今日はまだ少ないんですよ、とお話してくださいました。
キャップの回収箱は、鎌ケ谷市役所1階正面の案内図の下辺りに設置されていました。ほかにも市内の公民館などに設置されています。
回収したペットボトルのキャップはその後、業者によってリサイクルされます。このキャップを回収すること自体が、皆さんのお給料になるそうです。
お話を伺った日は、鎌ケ谷市総合福祉保健センターが面する、新鎌ケ谷2丁目公園の清掃にも取り組まれていました。暑い中でしたが、元気いっぱいにこの後も回収に向かうことをお聞かせくださいました。設置場所以外に、友和園でも、直接ペットボトルとアルミ缶の回収をされているそうです。様々な所でペットボトルのキャップの回収は行われていますが、これまでついごみに捨てがちだったペットボトルのキャップが誰かの笑顔につながると思うと、回収に協力したくなりますね。
2024年11月9日(土)には第31回友和園祭も開催されます。手作り製品の模擬店や野菜コーナーも開催されるとのこと、楽しみですね。
友和園
住所:千葉県鎌ケ谷市中央2-21-30