そろそろ終わりを迎えるいちじくですが、いちじく好きにはたまらないカフェをご紹介します。

自家栽培のいちじくを惜しみなく使ったスイーツが人気の『ファーマーズカフェ プランタン』3月にもいちごスイーツでご紹介させていただきました。

いちじくがたまらなく好きな私も、この時期に足繁く通うSNSでも話題のお店です。取材に訪れたこの日もお店は満席状態で、駐車場には他府県ナンバーの車が多数。お店を目指して、遠くは兵庫県や岐阜県からの来店もあるそうです。

家族ぐるみで、自家農園でのいちじく栽培、収穫、出荷、カフェ営業

300坪のいちじく農園には、約250本ものいちじくの木があり、最盛期には早朝の4時からいちじくを収穫。いちごの定植と重なるこの時期は、目まぐるしい忙しさだそうです。取材に訪れた日もご家族総出で接客などの対応されていました。

同じ農園で夏に収穫する「大和丸なす」は、ミシュランで星を獲得したシェフが料理の素材として選ぶ秀逸な商品です。

農園で収穫した旬の食材を使用したカフェ・ランチを提供

苺12月〜4月
大和丸ナス6月〜7月 2ヶ月のみ限定ランチ
いちじく8月〜10月

旬の素材や国産小麦、無添加生クリーム、てんさい糖、きび砂糖を使った甘さ控えめで安心なスイーツを提供しています。

可愛いうさぎグッズが並ぶ店内

白を基調とした、たくさんの窓から日差しが差し込む明るい店内。

お店のうさぎのロゴからも察する、うさぎが大好きな店主さん。訪問するたびに、うさぎグッズがどんどん増えているような気がします。

いちじく好きにはたまらない！スイーツメニュー

自家農園栽培のいちじくをたっぷり使ったケーキの種類が豊富で、何度も通いたくなります。夏場のいちじくは水分量が多くてみずみずしく、今の時期はとろっと濃厚ないちじくを味わえます。

ケーキ作りを1人でこなす店主さんですが、ベースとなる種類が多いシフォンケーキにもこだわりがあります。

たっぷりといちじくを使ったスイーツの数々。とくとご覧あれ！

使われている器にもこだわりがあり、ハンドメイドで知り合いの方に焼いてもらっているそうです。

今年の新作「ムファガセンクリーム(生クリームいちじく)」530円

「ムファガセンクリーム」の「ムファガ」は韓国語で「いちじく」のこと。韓国マニアの店主さんならではのネーミングです。

いちじくの濃厚な甘さを邪魔しない、甘さ控えめのあっさり生クリームだけのシンプルなスイーツ。いちじくの素材本来の味を楽しみたい方におすすめの品。

いちじくたっぷりトライフル (750円)

形が悪かったり熟しすぎなど、商品として出せない完熟いちじくを集め、よりいちじくの甘さを楽しめるスイーツ。現在は人気過ぎて、商品として出せるいちじくも回しているとのこと。甘さ控えめのスポンジと生クリーム、濃厚ないちじくジャムが調和し、ボリューム満点！

いちじくシフォンサンド ほうじ茶(680円)

ほうじ茶の香ばしい香りがするシフォンサンドの間にも、いちじくと生クリームがたっぷり！

いちじくアールグレイカスタードタルト　(680円)

たっぷりのフレッシュいちじくの下には、濃厚なアールグレーのカスタードクリームがアクセント。ダマンドに自家製いちじくジャムを練り込み焼き込んだタルト生地も見逃せません。いちじくの風味がほんのり感じられ、アーモンドクリームとの相性はバッチリ！いちじくはもちろんのこと、タルト生地もじっくり味わって！

いちじくショートケーキ (630円)

ふんわかしたきめの細かい甘さ控えめのスポンジ生地と生クリームはサブ的な役割。ほぼボリューミーないちじくを食べている感覚です。

追いいちじく(350円)登場！

これで小さいいちじく約４個分の量があるそうです。

お皿に盛ってみました。

まさにいちじくの海に溺れるスイーツ達。視覚からも幸せを感じられます。とにかく、いちじくが濃厚で甘い！どのスイーツもいちじくを主役として楽しめます。

来店前は公式インスタグラムを要チェック！

例年、いちじくスイーツは10月いっぱいぐらいまで提供されていますが、天候に左右されて品薄になることもあるので、必ずご来店前に『ファーマーズカフェ　プランタン』公式インスタグラムで最新情報をご確認ください！

お席の予約は必須です！

人気のお店なので、必ずお席の予約をお願いします。食べたいケーキが決まっている場合も、ケーキのお取り置きもお願いしてくださいね。尚、お席のご利用は２時間制となっています。

自家栽培いちじくの数に余裕がある時は、フレッシュいちじくが自家農園ならではのお手頃価格で店頭に並んでいますよ！

出産後もすぐにテイクアウトのケーキ販売！

お店の開店当初はランチも提供していたそうですが、カフェ利用が多くなり、現在のスタイルになったそうです。

店主さんの出産後３ヶ月経った頃には、土・日限定でテイクアウトのケーキを販売していました。その時は、お店の真ん中にベビーベットを置いて、赤ちゃんを見ながらご家族の協力のもと、ケーキ作りをしていたそうです。

お客様の声が励みに！

「いちじくを卸して販売もしていますが、カフェで直接お客様から「いちじくが凄く美味しかった！」と言われるのが、何よりの楽しみでもあり、励みにもなります。」と、接客をはつらつとこなす店主さんのお母さんのお話。

自家農園ならではの、新鮮ないちじくをたっぷり使用したスイーツの数々。この季節にぜひご堪能ください！