もはや芸術品なクロワッサンが並ぶ！大人な福岡パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

今回紹介するエリアは福岡県・福岡市（中央区）
博多駅から行く場合、福岡市地下鉄空港線に乗り赤坂駅を下車、福岡市立中央体育館方面に7分くらい歩いたところにBoulangerie Le Bamtan（ブーランジュリー・ル・バムタン）はあります。こちらのお店、2022年5月に鉄工所の倉庫跡地だった場所をリノベーションしてオープン。

シックなグレーの外観、大きなガラス窓からは綺麗に並べられたバイカラークロワッサンを始めとする美しいパンが垣間見え、入店前からめっちゃテンション上がります。入店してみてびっくり！壁沿いにずらりと並べられたパン！パン！パン！それもそのはず、「選ぶ楽しさ」をテーマに、100種類パンが並んでいるのだそうですよ。

バイカラークロワッサン（抹茶）、パン・オ・ショコラを実食

惣菜系も美味しそうだと心惹かれたのですけれどね、こちらに来る前からクロワッサン系を買おう！と決めていたので。バイカラークロワッサン（抹茶）は、普通のクロワッサンより一回り大きく、生地自体はさっくりした食感。中には抹茶のカスタードクリームが入っているので、クロワッサンのバターは控えめでバランスが良いです。このクリーム、舌触りなめらかで抹茶の渋みとカスタードの甘味が混在しているので後味に爽やかささえ感じます。

バイカラーだけを買うぞ！と決めていたワケではないのですが、ついつい見た目の美しさに惹かれて。ココアのバイカラー生地に、アーモンドチョコを包みこんだというパン・オ・ショコラは、一言でいうなら「エアリー」ふんわり軽い食感です。層の美しさに見惚れながら食べ進めると、ザクっとした食感のアーモンドチョコに遭遇。これ、シンプルなチョコではなくアーモンドチョコなところがポイントで、甘さプラスアルファで香ばしさも感じ、食べていて飽きがこないところが嬉しい。

イートインスペースはなく、店前にもベンチなどはないのでテイクアウト専門ですが、目にも鮮やかなバイカラークロワッサンは自分へのご褒美や手土産にも良さそうですよ。