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「Xは次の1年で出会い系アプリ&デジタル銀行になる」イーロン・マスク氏が発表したと海外メディア報じる

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
イーロン・マスク氏(写真:ロイター/アフロ)

 イーロン・マスク氏がTwitter買収記念1周年のビデオ会議で、「次の1年間でXは“本格的な”出会い系アプリになる」と語ったと米メディア『Business Insider』が10月28日に報じ、Xユーザーのあいだで話題になっています。

「Xは出会い系アプリ&デジタル銀行になる」と強調

 『Business Insider』がビデオ会議の出席者から入手したというリーク情報によると、イーロン・マスク氏はXの新しいアイデアとして「次の1年間で“本格的な”出会い系アプリになる」と強調したとのことです。

 また、「デジタル銀行にもなる」こともあわせて発表されたとのことです。

 もちろん詳細は発表されませんでしたが、同紙はXが先日ニュージーランドやフィリピンで始めた1ドルの少額課金でユーザーの金融情報を獲得しているため、これらを支払い機能に組み込んでくるかもしれないとの予測を発表しています。

有料化によるユーザー数の減少を出会い系で解消?

 Xの少額有料化が発表されたとき、新規のユーザーが減ることが予想されるためXはゆるやかに衰退していくと筆者は考えていました。

 しかし、仮に出会い系アプリになるのであればユーザー数は(おもに男性が)増えることが予想されます(既存ユーザーがXで出会いたいかどうかは別として)。

 また、デジタル銀行を目指すということは、マスク氏が以前から主張している「Xはスーパーアプリになる」との方向性に進むことを現在も続けていることになります。

 正直に言ってマスク氏の考える出会い系アプリがどのようなものなのか全く予測できませんが、だんだんと「Twitter」がマスク氏の考える「スーパーアプリX」に変えられていくことは間違いないでしょう。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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