【千葉市】渡邉榮子 ポーセリンアート展 2024.12.13(金)~12.23(月)◎19日休廊
こんにちは、ぶんぽんです。みなさん、ポーセリンアートをご存じですか? 白磁器に上絵付をして、それを800度以上の窯で再焼成した器のことです。伝統的なマイセンの柄が主流のような印象ですが、実は自由な柄の絵付けまで楽しめる実用的な趣味の一つです。今回は「華やぎの食卓 渡邉榮子ポーセリンアート展」をご紹介します。こちらの作品を手がける渡邉榮子さんにお話を聞いてきました。
渡邉さんはポーセリンアートを始められて約40年がたちます。マイセンの柄を自分で描いて、このお皿を大切に使えたら毎日が楽しいだろうな、という思いがポーセリンアートを始めたきっかけです。
お皿とお料理を楽しむお母様の影響もあり、結婚後、ご自分が主婦になられたときにお皿を楽しみながら食事をしたいと思ったそうです。ポーセリンアートのお皿は、マイセンのようなバラの絵をきっちり描くイメージがありますが、実はそれだけではありません。柄は自由に選んで描くことができます。バラだけではなく、お庭の草花や果物や昆虫、人や動物の顔など、その種類は多岐にわたり、自分で選べるとても自由なものでした。
少しドキッとする昆虫でさえも、渡邉さんの魔法にかかるとウキウキするようなかわいらしい絵と変わります。
果物の絵が惜しみなく描かれています。ザクロの実やお花が華やかでかわいい。
渡邉さんは季節を楽しむ柄で、クリスマスやお正月、お雛様など、日本の細やかな行事に合わせて絵付けしたお皿を準備しています。ポーセリンアートには絵付けする楽しみと、飾ったり使ったりする喜びもあります。こんな繊細で、かわいらしく細やかな柄の美しいお皿を、家に飾り、使うことができたら…そんな楽しい毎日を想像するだけでも気分が高揚します。忙しい日常から少し離れ、ホッと一息つくことができること間違いなしです。
クリスマスのお皿のコーナーです。この場所だけ雪が降っているかのよう。クリスマスの世界が全体でしっかりと作られています。
モミの木の形のお皿もかわいいです。黒い縁どりでグッと高級感がまします。
渡邉さんは、「一つでよいから、大好きなものを使うだけで気持ちが変わりますよ」と、目をキラキラさせてお話しします。皆様にも同じように、大好きな食器と共にすてきな毎日を送ってもらいたいと願う渡邉さん。クリスマスプレゼントや自分へのご褒美に、大好きな一枚を見つけに遊びに来てみてはいかがですか?
会期は19日(木)お休みですが、23日(月)まで開催しています。ぜひお立ち寄りください。
女性の顔の絵も斬新です。とても現代的な印象に変わります。
マイセンのネコの柄です。マイセンで買ったら高い柄も手の届く価格になります。
庭の草花がこんなに素敵な柄に変わります。色も鮮やかで、まるで違うお花のようです。
ご自分で描いてみたいと、ご興味を持たれた方も、お皿を見にご気軽に下記の会場へお立ち寄りください。別日、別会場ではポーセリンアートを習うことができます。
華やぎの食卓 渡邉榮子ポーセリンアート展(展示・販売)
期間:2024.12.13(金)~12.23(月) 休廊:19日(木)
時間:10:30~18:30(最終日のみ17:00)
場所:ギャラリー古島
〒260-0033
千葉市中央区春日2丁目25—11 古島ビル2F
電話:043-243-3313
渡邉榮子さんにポーセリンアートを習いたい方や、少し迷われている方も、下記へお問い合わせください。
「渡邉榮子さんに習うポーセリンアート」(絵付けなど習う場合)
講習日時:第1、第3金曜日 10時~12:45
住所:〒134-0084
東京都江戸川区東葛西5-1-3 ボアビル4F
電話:TEL.03-3686-0634
平日:9:30〜20:00 / 土曜:9:30〜17:00
定休:日曜・祝日・夏期・年末年始