【彦根市】「早く小さく生まれた子どもたちの写真展」開催。様々な活動を通して共感し合える場所。
早産で生まれた子どもへの理解を深める日とされる「世界早産児デー」。
予定日より早く小さく生まれた子どもとその家族のための、リトルベビーサークル滋賀のCOAYUを立ち上げられた代表の方を中心に、”一人じゃないよ”の活動として滋賀県内の様々な場所で、交流会や写真展などをされています。
今回、ビバシティ彦根2Fで「早く小さく生まれた子どもたちの写真展」が開かれており、伺いました。
現在、リトルベビーサークルは40道府県40団体で活動されているそうですが、元々滋賀県にはありませんでした。
そんな中で、代表の女性が自身の経験を通じて、リトルベビーハンドブックを作りたいという強い想いを持って、2021年にこのサークルを立ち上げられました。
滋賀県の「びわこリトルベビーハンドブック~小さくうまれた赤ちゃんと家族のための手帳~」、立ち上げから約2年後の2023年から発行されたそうです。
このハンドブックは小さくうまれた赤ちゃんと家族の不安や心配が少しでも軽くなり、成長を感じることができるようにと願って、滋賀県内の皆さんで作られました。
【このハンドブックをもらえる人】
①35週未満でうまれた子
②2,500g未満でうまれた子
※このハンドブックはおおむね1,500g未満でうまれた子を主な対象に考えて作成しています。
成長の記録を細かく記入することができる、貴重なハンドブックだなと感じました。
ビバシティ彦根で開催された写真展では、小さく生まれた子が今どのくらい成長しているのかが分かる写真が展示されていたり、サークル活動の様子が分かる交流会の報告書なども掲示されています。
他にも、小さく生まれた赤ちゃんが入るNICUで使用されている、特別に小さいサイズのオムツなども見ることができます。
~500g(6Sサイズ)からのオムツがあるのですが、本当に小さくて、普段は見られない特別なオムツなので、ぜひご覧いただきたいです。
「リトルベビーリボン」というものを滋賀のCOAYUさんが制作しハンドブックと一緒に渡されているそうです。
同じような経験をしたママ同士だから共感できること、たくさんあると思います。
悩みや不安を一人で抱え込まず、似た経験を持つ仲間と共感できる場があるのは大切なことだと思います。
そんな想いを強く持って活動されているCOAYUの皆さんはとても素敵だなと感じました。
次回、東近江市でも開催が決定しています。
日時 2024年11月19日(火)~22日(金)
8:30~17:15(初日は12:00~)
場所 東近江市保健子育て複合施設ハピネス
少しでも興味のある方、同じような経験をし共感したい、悩みや不安があり話を聞きたいという方も、是非写真展へ足を運んでみませんか。
主催:リトルベビーサークル滋賀のCOAYU