【堺市東区】萩原神社(萩原天神)さんで厄を割って払う
萩原神社さんは南海高野線の萩原天神駅を降りてすぐわかるところにあります。住所は堺市東区日置荘原寺町です。萩原神社さんのホームページによると、名称は「萩原神社(萩原天神)」となっており、萩原神社=萩原天神なので、どちらの名称でも間違いではありません。
入口には大きくて立派なくすの木があり、堺市指定保存樹木となっています。
鳥居から拝殿までは真っすぐに見通せます。
拝殿の向かって左側の台座の上に牛の像があります。天神さまと言えば、つきものの臥牛像です。臥牛像の傍らには背比べができる目盛り入りの石柱があります。お宮参り、次に七五三参り、更に小中学生と節々にここで写真を撮ると成長がわかるようになっている「思い出の背比べ」です。
そして牛の像の台座に明記された説明文によると、第二次世界大戦時には牛の像は金属として取り立てられていたのだそうです。しばらくは台座だけになっていたところ、増田正春さんと忠彦さんが再建されたそう。
手水舎に目を移すと、吐水口が龍でカッコいいいです。
萩原神社(萩原天神)沿革によると、明治末期には付近の12社が合祀されたとのことです。かなり広い地域の人々に信仰されているのですね。
境内のほんの一部のご紹介となりますが、萩原天神さんには「厄割石」という石があり、それに「厄割玉」をぶつけて割ることで厄払いできるようになっています。「厄割玉」は、息を吹き込むための小さな穴が開いており、中は空洞になっている丸くて白い玉で、お守りなどと一緒に売られています。
「厄割石」の周りは「厄割玉」の破片で白くなっています。厄難や災難を祓ってくれますよ。境内には、他にも見どころがたくさんあります。
萩原神社(萩原天神)さんは、ホームページやSNSも運営されていて、いろいろな行事についても積極的に発信されています。現在、Instagramで「はぎてんさんの灯ろうまつり」(8月13日~15日)の作品募集をされています。
●萩原神社(萩原天神)●
大阪府堺市東区日置荘原寺町75-1