【幸手市】思わず頷いてしまうほど奥が深い。幸手市郷土資料館、特別展開催中。1月28日まで。
幸手市郷土資料館では令和5年10月14日(土)から令和6年1月28日(日)まで、特別展の「西関宿浅間神社 奉納額・絵馬の優品ー関宿向河岸の歴史と富士信仰ー」が開催されているんです。
開催場所は幸手市下宇和田にありますこちらの幸手市郷土資料館。
玄関口にはポスターが貼ってあります。どんな展示物があるのか楽しみです。さっそく入ってみましょう。
入館すると見えてくるのは受付窓口。必要に応じて中にいるスタッフの方が巡り方やパンフレットの案内などをしてくれます。
受付向かって左手に通路があるので、こちらから特別展へ向かいます。
右手に特別展が見えてきましたよ。向こう側は未知の世界。入ってみましょう。
沢山展示物がありますね。じっくり見ていきましょう。
出入口右側に展示してあったこちらの貝は、槙野地北遺跡(まきのじきたいせき)で貝塚の貝層の断面を剥ぎ取ったものなのですね。
郷土資料館ニュース(別サイト「幸手市の公式ホームページ」)によると、市内にある「槙野地北遺跡」で約5,500年前の縄文人が残したものの1つに貝塚があったそうです。とっても古くて感慨深いですね。また、奥には「日光道中記」などもありましたよ。現代では見ることがなかなか無いので、眺めるだけでも面白いですね。
他にも昔の歴史を感じることのできる展示物が沢山ありました。15分ほどで見る事ができましたよ。
また敷地内にある別棟の民具資料展示室は、昭和24年5月に竣工した旧吉田村立吉田中学校の校舎で、こちらにも現代ではなかなか目にすることのできないような珍しいものが展示されていましたよ。
特に目立っていたのはポールとチェーンが設置されている奥の大きな船です。この船の迫力に圧倒された方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
案内板によるとこちらの船は「水害予備船」といって、幸手市は時に洪水にみまわれることがあった為、日頃からの備えとして用意していたようですよ。実際に昭和22年の「カスリーン台風」の大洪水の際にも食料などを運ぶために使用されたそう。
また奥にも旧吉田中学校の生徒用机を復元したものなどが展示されていましたよ。幸手市の歴史が知りたい方や、普段あまり目にすることがない珍しい品々が気になった方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
【施設情報】
住所:埼玉県幸手市大字下宇和田58-4
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始