【江南市】再開発された木造商業施設にオープン、地元の食材を使ったこだわりのスイーツ
2024年10月23日にオープンした名鉄犬山線布袋駅構内にある「MOKUKICHI」に来ました。駅周辺は完成したばかりのお店を見てみようと物珍しさに来る人や、普段から布袋駅を利用する人、学生の皆さんや、近所に住むご家族、お仕事帰りの方々で賑わっている様子です。建物からはまだ天然木の香りが漂っており、心安らぐあたたかな気持ちになりました。
各テナントの入り口上部には、まるで駅ホームの案内板のような、小さな看板が見えます。
北東側にあるスイーツの店「kunneko」を取材しました。朝市場から新鮮な果物を仕入れて、果汁100%のフルーツジュースやフルーツシフォンサンドをつくられており、小麦粉は特別栽培されたものを使用されているそうです。
シフォンラスクは一個税込410円で、透明な蓋のあるプラスチック容器の中に入っているので、片手で持って食べられます。サクッと柔らかな食感で、愛知県産の香ばしい小麦の香りを口いっぱいに楽しむとともに自然な甘みを感じます。ブルーベリー味を購入しましたが、新鮮で爽やかな甘いブルーベリーの香りも同時に楽しめます。
こちらは10月のプリン手絞り極細1mmモンブランプリン410円です。
直径1mmの口金で手絞りされたマロンクリームはふわふわとしています。洋酒の風味のある栗の上には金箔が散りばめられてキラキラと輝いています。プリンには新鮮な愛知県産の卵が使用されており、固すぎず柔らかすぎず手作りならではのぷるんとした食感を楽しめます。
2024年10月23日時点では、kunnekoの他に、セルフカフェやハピまるDonutsもオープンしていました。まだオープンしていないテナントもあります。これから布袋駅周辺がより便利になるのが楽しみです。
MOKUKICHIの北側には、再開発前の木造だった頃の布袋駅のギャラリーがありました。昔の布袋駅を知らない人も、昔の布袋駅を知っている人も、じっくりと眺めては思い出話に花が咲き、世代を超えて会話を楽しまれている姿がありました。
MOKUKICHIには「目的地」という意味も込められているそうです。この機会に布袋駅を”目的地”として利用してみてはいかがでしょうか?