【鹿児島市】鹿児島市電の発祥の地には現在も引き込み線跡を見ることが出来ます。
鹿児島市高麗町に、鹿児島市電の発祥の地があるのをご存知でしょうか。
隣のキラメキテラスに、鹿児島市交通局があったのを覚えている方は多いのではないでしょうか。
キラメキテラス前の市電乗り場は「二中通」ですが、鹿児島交通局があった頃は市電乗り場も「神田(交通局前)」でした。
鹿児島市高麗町といえば、交通局跡地にキラメキテラスが出来たり、外資系ホテルのシェラトン鹿児島がオープンしたりと発展してきている場所ですね♪
建物の前には、「鹿児島市路面電車発祥の地 高麗町交通局跡地」として記念碑が建てられています。
記念碑前の歩道付近には、車庫へ引き込む石畳の車庫線(引き込み線)が残っていました。
ここに鹿児島交通局があったのを覚えている方には、懐かしい線路ではないでしょうか。
大正元年鹿児島電気軌道(株)がこの地で路面電車の運行を開始し、この武之橋変電所で開業当時から電気を送り続けてきました。
開業当時からの姿を残す数少ない建物で、歴史的・文化財的な価値も認められたことから、交通局舎・電車施設を現在の上荒田町に移転となりました。
鉄筋コンクリート造の外壁に旧変電所の石材を再利用して残されています。
路面電車の発祥の地をぜひ見て、鹿児島の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
・鹿児島市路面電車発祥の地
〒890-0051 鹿児島県鹿児島市高麗町43
武之橋電停交差点すぐの場所です