小学校から、時々、カラフルな刷りのイベントのチラシをいただきます。子ども向けで、無料のイベントが多いのですが、電車やバスを乗り継がないと行けない場所のものも多く、情報は大変ありがたいのですが、プリントをもらうたびに子どもたちから「行きたい！」と言われないか内心ドキドキしてしまいます…。というのも、今まで何度かイベントに出かけていて、子どもたちを連れていくのがとても大変だったからです。

ある日、息子が小学校からカラフルなチラシをもらってきました。チラッと見るとイベントのチラシのよう。ドキドキしながらその内容を見ていると、息子から意外な優しい言葉が…！漫画にしましたのでご覧ください。

そんな気遣いをしてくれるとは思わなくて…

こちらはどうやって断ろうか…と考えていたのに、まさかのわたしの以前の発言を覚えていてくれて、「行ったらいいんじゃない？」という提案だったのでした。しかも、わたしが行かなくていいなら行かなくて大丈夫…と気遣いまで！わたしは思わず息子の優しさに感動して泣いてしまいそうになりました…。そして、心からごめんなさい、という気持ちになりました。

子どもって親が思うより言った言葉を覚えているんだなぁと思いました。こちらの内容を先にSNSにアップしたのですが、とても反響があり、わたしと同じような状況で「子どもに優しい言葉をかけてもらったことがある」との声もありました。中には、「面倒臭いと思うのは、これまでお子さんとの思い出作りを頑張ってきたからですよね」と声をかけてくださった方もいて、なんだかとても心が癒されてじんわりとしました。子育ては、頑張っていても周りからよく見えないし、気付かれにくいもの。自分でも気付きにくいものかもしれません。子連れでのお出かけは大変な時もありますが、引き続き自分の中で無理がないように、いろいろな場所に連れて行ってあげたいなと思いました。