福島市内のコワーキングスペースを体験してみるシリーズ。

今回は、県内最大級シェアオフィス・コワーキングスペースの「Fukushima-BASE」に行ってきました。

Fukushima-BASEは、福島駅東口から徒歩約6分、パセオ通りの平和通り側の端にあります。

Fukushima-BASEの特徴は、福島大学のインターン生5名がスタッフとして働いていたり、建物の裏が福島学院大学で学生の利用が多かったりと、「学生と交流しやすいコワーキングスペース」であること。インターン生が主体の利用者同士の交流イベントも企画中なんだそう。

スタッフさんによると、Fukushima-BASEを利用する企業・フリーランス・学生の交流拠点になるよう、利用者同士のマッチングも積極的に行っているそうですよ。

フロアは1階と地下1階に分かれており、1階のコワーキングスペースは最大43席。
今回は単発利用の「ドロップイン」を選択しました。2時間まで1,100円です。名前と利用時間を記入するだけで、会員登録は不要でした。

料金は前払い制で、支払いは現金のみ。今後は各種電子マネーにも対応していく予定とのこと。

平日の午前10時半過ぎ、空いていたのでこちらの席を利用します。

壁際にはコンセントがあり、ボックスタイプのイスの前面にも2口のコンセントがあるので、電源には困りません。

ゆったりとした音楽、たまに他の利用者さんのミーティングの会話、かすかに遠くからウーパールーパーの水槽の水音も。適度な環境音があります。

館内は飲食可能、持ち込みOKです。コーヒーは無料で飲めます。

キッチンスペースには、冷蔵庫、レンジ、ポット。そして炊飯器まであります！

ドロップインの利用が終わる時間になったら、そのまま退出してOKです。一声かけたりもしなくていいそう。

単発利用の料金は、ドロップインが2時間まで1,100円、ワンデーは8時間まで2,200円と、少しお高めな印象があります。

ですが、Fukushima-BASEは、会員になった後に本当の強みを発揮。月額19,800円で文字通り「使い放題」になります。

会員登録や利用規約の確認などの手続き（要印鑑）をした後は、アプリの電子キーを使えば時間外も出入りできるようになるのです。

基本的に年中無休。24時間365日、スタッフ不在の時間帯でも利用が可能に。

「出社前にちょっとだけ仕事をしたい」「深夜まで1人で集中したい」なんて要望も叶います。

たまたま、月額会員でお仕事に来ていたフリーランスのkouさんにちょっとお話を聞いてみました。

kouさんは東京での会社員時代を経て、福島でフリーランスに転身。自宅では研究職の仕事をこなし、外に持ち出せる仕事はFukushima-BASEで、とうまく使い分けているそう。

東京でもコワーキングスペースをたびたび利用してきたkouさんですが、「人との距離が近くて独特の雰囲気があるFukushima-BASEを気に入りました」と、月額利用を決めたそうです。

「テレワークなどで拠点を探している人は、ぜひ一度お試ししてみてほしいです」とコメントをいただきました。

気になる方は、まずはドロップインを利用してみてくださいね。