北谷町砂辺・砂辺区公民館から数メートルの場所にある古書店「ブックパーラー砂辺書架（しなびぬしょか）」（以下、「砂辺書架」）を紹介します！

砂辺書架の場所は、土地勘がないと分かりにくい場所になっていますが、一番近くにある目印になりそうな場所は「砂辺区公民館」です。

砂辺区公民館そばの道を入っていき、公民館を通り過ぎたあとに右折するとインパクトのある黄色いバスが目に入ります。

手前の砂利部分が駐車場になっていて、縦列駐車で4台駐車可能なスペースです。

2022年11月にオープンしたという「砂辺書架」を訪れて驚くのはその外観。アメリカのスクールバスを改装したものになっているのですが、まさか本屋だとは思わないですよね。

ウッドデッキを上り、バスの中央部分に入り口があります。店内では室内スリッパに履き替えます。

内装は木材が多めで落ち着ける雰囲気になっています。

沖縄関連の書籍や文庫本のほか、子ども向けの児童書や絵本もたくさんあります。

バスの中が本屋さんという珍しい空間なので、子どもも飽きることなく喜んでくれる場所だと思います。この場所をきっかけに本好きな子どもがたくさん増えるといいですね。

もともとのバスの座席を数席残し、椅子として再利用されています。大きめの座面で座りやすいです。

砂辺書架のバスはもう動かないものだと思っていましたが、なんと運行可能らしいです。といっても頻繁に動かすわけではないと思いますが、「移動できる本屋」なんてすごいですね。

店内には『レトロ・希少本』コーナーもあり、昭和25年（1950年）に出版のアメリカの社会科の教科書（日本版）というのもありました。

普通の本屋では出会うことのない本に出会えるのが古書店の魅力だと感じます。

子どもと一緒はもちろんですが一人で行っても楽しめる「ブックパーラー砂辺書架」を訪れて、新たな本との出会いを楽しんでみませんか。