知らないと危ない社会心理7選
こんにちは、えらせんです。
今回は「知らないと危ない社会心理」についてお話しします。僕たちの行動や判断は、思っている以上に周りの環境や他人の影響を受けています。これらの心理を知ることで、より賢明な判断ができるようになりますよ。日常に潜む心の罠にかからないように、一緒に見ていきましょう。
1.目撃者が多いほど人は見て見ぬふりをする
「傍観者効果」と呼ばれるこの現象。人が多ければ多いほど、自分以外の誰かがやってくれるだろうと思ってしまいます。例えば、混雑した駅で誰かが倒れても、みんな「誰かが助けるだろう」と思って素通りしていませんか?この心理を知っていれば、緊急時に「あなた、救急車を呼んでください」と具体的に指示することの必要性が分かります。自分が当事者意識を持つことが大切ですね。
2.人は役割を与えられると変わる
これは「ルシファー効果」として知られています。普通の人でも、与えられた役割によって正当な権利と承認があれば、残酷な行動をとることがあるというもの。有名なスタンフォード監獄実験では、普通の学生が「看守」の役を与えられただけで、「囚人」に非人道的な行動をとるようになりました。このように環境や権力、地位、同調圧力によって善人が悪人になる可能性があることを、忘れてはいけません。
3.他者との比較で自己評価が変わる
SNS全盛の今、これは特に気をつけたいです。他人の華やかな投稿を見て、自分の人生を不幸に感じてしまうことってありませんか?でも、SNSの投稿は人生のハイライトであって、日常のすべてではないんです。この心理を理解すれば、他人と比較するのではなく、昨日の自分と今日の自分を比較することの大切さに気づけます。自分自身の成長に焦点を当てることが、本当の自己評価につながるはずです。
4.初対面での印象がその後の評価に影響する
「第一印象が大切」なんてよく言いますが、これは「初頭効果」と呼ばれる心理です。最初に得た情報が強く印象に残り、その後の評価に大きく影響します。例えば、面接で最初に良い印象を与えれば、その後多少のミスがあっても好意的に評価されやすい。逆も然りです。初対面での行動には特に気をつけたいですね。
5.権威には逆らいにくい
これは「ミルグラム実験」で有名になった心理です。権威ある人の指示には、たとえそれが倫理的に問題があっても従ってしまう傾向があります。上司の明らかに間違った指示でも、なかなか反対できない経験ありませんか?この心理を理解することで、「権威」に惑わされず、自分の倫理観や判断基準を持つことの大切さに気づけます。
6.群衆の中では大胆になる
お祭りやデモの際に、普段ではありえない行動をとってしまうのが、「集団的没個性化」と呼ばれる現象です。群衆の中にいると個人の意識が薄れ、責任感も低下してしまうんです。「みんながやっているから」ではなく、自分の判断で行動することの大切さを忘れないようにしましょう。
7.集団の意見が個人の思考を変える
「集団思考」と呼ばれるこの現象、組織の中でよく起こります。集団の和を乱したくないという思いから、批判的な意見を言えなくなってしまいます。誰も反対意見を言わないから自分も賛成した方がいいと、空気を読むことありますよね。でも、集団の中でも自分の意見を持ち議論に持ち込むことが、みんなのためになることもありますよ。
まとめ
どうでしたか?これらの社会心理、知っているのと知らないのとでは大きな差が出ます。日常生活でより賢明な判断ができますよね。
大切なのは、これらの心理を理解した上で、自分の行動を客観的に見つめ直すこと。そして、周りの影響を受けすぎずに、自分の判断で行動する勇気を持つことです。
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