10月19日（土）10時〜13時、モータースポーツマルチフィールド沖縄で『中外製薬 presents 車椅子ソフトボール体験会 in 沖縄』が開催されます。沖縄での体験会は2021年に始まり、今回が3回目の開催となります。

車椅子ソフトボールとは

1970年代にアメリカで始まった車椅子ソフトボール。日本国内では2013年に日本ソフトボール協会が発足しました。競技用車椅子に乗って1チーム10名で行い、基本的なルールは野球やソフトボールと同じです。

日本では障がい者だけでなく健常者も参加することができる、誰でも楽しめるユニバーサルスポーツなのが魅力の競技です。男女混合で競技をすることができるため、女性の競技者も2〜3割いるそうです。2028年ロサンゼルス・パラリンピックでの正式種目入りを目指していて、これからの盛り上がりが期待されます。

2024年10月現在、車椅子ソフトボールチームは全国に23チームあり、沖縄でも「琉球ワイルドキャッツ」がその中の1チームとして活動をしています。

沖縄県内チーム「琉球ワイルドキャッツ」について

琉球ワイルドキャッツは2022年に発足し、浦添市の「サン・アビリティーズうらそえ」を拠点に活動しています。

チームに在籍する仲里進選手・新城茂人選手は2023年に日本代表に選出され、代表チームはワールドシリーズで優勝して世界一のタイトルも獲得しました。同大会において、仲里選手は「Best Quad​​」、新城選手は「Best Second Baseman」の個人賞も獲得。両選手は2024 年度日本代表にも選出されています。

琉球ワイルドキャッツでは一緒に車椅子ソフトボールをやる仲間を募集しているようなので、ぜひチームのインスタグラムもチェックしてみてください。

誰でも楽しむことができる体験会

車椅子ソフトボールは、障がいの有無、年齢や性別問わず誰でも楽しめるスポーツで、10月19日の体験会には現役の日本代表選手も講師として参加します。競技用車椅子の操作やルールの説明もありますので、全く初めての人でも楽しめる内容になっています。

日常ではなかなか目にすることや経験することのない車椅子ソフトボール。ぜひ体験会に参加してバリアフリーなスポーツを楽しんでみませんか？

イベント概要