【春日井市】次回は11/12(日)開催!春日井さくら猫の会の保護猫譲渡会を紹介。猫達に新しい家族を。
11月3日(金・祝)に新和建設春日井展示場で開催された「春日井さくら猫の会」の保護猫譲渡会の様子をご紹介します。
また、同会の保護猫譲渡会が11月12日(日)13時~15時に春日井市坂下町のダイコク電機さんでも開催されます。(文末に告知ポスターあり)
次回譲渡会に参加予定の猫達についても取材させていただいたので、あわせてご紹介しますね。
今回伺ったのは11月3日(金・祝)に開催された、春日井さくら猫の会さんによる保護猫譲渡会です。
春日井さくら猫の会は春日井市公認のボランティア団体であり、春日井市を拠点として地域猫活動をされている団体さんです。
今回の会場はなんと、とてもおしゃれなモデルハウスの新和建設春日井展示場でした。
会場に着くとまず受付があり、その奥の部屋で譲渡会が開催されていました。
中に入るとおしゃれなダイニングやリビングにテーブルが設置され、その上で参加する猫達が新しい家族を待っていました。
猫達はケージに入り、いつもとは違った環境に緊張する様子の子も見られました。
今回の譲渡会に参加した子の中にも、お声がかからず次回11月12日(日)の譲渡会に参加予定の子がたくさんいたのでご紹介したいと思います。
こちらは生後2か月の子猫たち、ふわりん・はらりん・ひらりんです。
この子たちはキジトラと黒猫の3姉妹です。
姉妹の中で一番の甘えん坊、黒猫のひらりんちゃん。
子猫は兄弟でお迎えしても、子猫同士で仲良く遊ぶので見ていて可愛いですよ。
安心感のある、少し大きな子もいます。
遊ぶの大好き茶太郎くんです。
まだ8か月なので子供ですが、もふもふの素敵なボディをしています。
どんな猫ちゃんともすぐに友達になれる友好的な性格の子なので、先住猫さんがいらっしゃるご家庭にもぴったりではないでしょうか。
奥のお部屋にもたくさんの猫さんがいました。
カラシくんは茶白の男の子で、とてもきれいなお顔をしています。
人見知りをすると書いてありましたが、ライターにも友好的にお顔を寄せてくれてとても可愛かったです。
こちらも生後5か月のワサビちゃん。サビ猫です。
サビちゃんは、本当にいい子が多いとどこに行っても聞きますね。
ライターも自宅にサビがいますが、我が家で1番性格がいい子です。
サビちゃんは模様が独特ですが、本当に魅力的な猫ちゃんですよ。
クロくんとひなちゃん。どちらも黒猫です。
ひなちゃんは生後約3か月、おっとりで優しい女の子です。
クロくんはワンちゃんとも仲良くなれる子ということなので、ワンちゃんのいらっしゃるご家庭で猫とも暮らしたい方には貴重な存在だと思います。
グレーの毛並みが素敵なリクくんは抱っこさせてもらいましたが、びっくりするほどすべすべでとてもいい子でした。
譲渡会ではこのように、保護主さん手描きのプロフィールカードが用意されているので、気になる子の情報が一目で分かるようになっています。
また、今回参加はしていませんでしたが次回の譲渡会に参加予定の子も教えていただいたので、ご紹介しますね。
スコティッシュフォールドのお母さんを持つ、ピア君とニカちゃんです。
ふわふわでとても可愛い兄弟です。
こちらは生後4か月の兄弟子猫、キジ白のみたらし君、黒猫のあんこちゃんです。
人馴れもばっちりの兄弟なので、猫と暮らすことが初めての方でも安心してお迎えできると思います。
みたらしちゃんは猫風邪の後遺症で片目が涙目になっているそうです。
こちらも同じ兄弟のキジトラの五平君です。
生後4か月というとまだまだやんちゃで、子猫同士でもたくさん遊ぶ時期です。
可愛いですよ。
桃山町出身のちゃいむ君とチェロ君です。
ちゃいむ君は生後3~4か月、人馴れ抜群で抱っこするとゴロゴロ言ってくれます。
チェロ君は生後7か月。寂しがりで猫好きな性格の男の子です。
2匹ともまだ1歳未満と若い猫達です。
ちゃいむ君はペールトーンの毛並みが美しく、チェロくんは長毛なのでもふもふです。
これらの子も参加予定なので、気になる方はダイコク電機さんで開催される譲渡会を訪れてみてくださいね。
11月3日の譲渡会では、不用品の回収やチャリティーの物販も屋外のスペースで行われていました。
不用品や物販の売り上げは地域猫活動をされている会の活動費や猫達の医療費などに充てられます。
これらの商品は会員さんや支援者さんによるもので、アクセサリーやバッグ、猫グッズまで様々な商品が並んでいました。
このような不用品回収やチャリティー物販は、猫と暮らしたいけれどご家庭の事情などでお迎えすることが出来ない、という方でも地域猫活動の支援が出来る取り組みです。
譲渡会というと里親希望の方だけのものに感じるかもしれませんが、春日井さくら猫の会さんではこのような取り組みもされているので興味のある方は是非足を運んでみてください。
取材の最後に10年間TNR(Trap:野良猫の捕獲をし、Neuter: 不妊手術をし、Return: 猫を元の場所に戻す。の頭文字を取ったもの)を続けられている会員の方にお話を伺いましたが、年間約300匹のTNRを10年続けていてもTNRが終わらないそうです。
一度TNRが終わったと思った地域でも新入りの子がよその地域から来ることがあり、そのチェック体制が整っていないとまた野良猫が増えてしまうというお話でした。
餌やりさんとの連携がうまくいっている地域はそのチェック体制も機能しているそうですが、市内全ての地域でそれが出来ているかというと難しい状況です。
他の自治体に比べ春日井市のTNRの申請手続きのハードルが高いことも、問題点の1つだと感じました。
春日井さくら猫の会さんの願いでもある「地域で暮らす猫達を堂々とみんなで見守れるような環境」は、長い目で見ればそこで暮らす人々のより良い環境にもつながるのではないでしょうか。
次回は11月12日(日)、坂下町のダイコク電機さんで13時~15時に譲渡会が開催されます。
猫をお迎えしたい方や地域猫活動を支援したい方も是非足を運んでみてくださいね。
※今回ご紹介した参加予定の猫達は当日体調によって欠席することがあるためご注意ください。
※取材では春日井さくら猫の会様のご協力により一部画像を無償でご提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
【次回譲渡会の詳細情報】
春日井さくら猫の会 保護猫譲渡会
日時:2023年11月12日(日)13時~15時
会場:ダイコク電機
所在地:春日井市坂下町1丁目875
駐車場:第3駐車場(会場まで徒歩2分)
Instagram:@kasugaisakuraneko (春日井さくら猫の会公式Instagram)