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【松本市】上土シネマミュージアムへ行ってきました。「松本電気館」開館当時の建物外観修復を目指して!

Ruka地域ニュースサイト号外NETライター(松本市)

大正ロマンの街上土通り」にある上土シネマミュージアムは、上土シネマ(旧松本電気館)の再生事業の一環として2024年7月20日(土)にオープン。2008年に閉館した映画館「上土シネマ」を再生したレトロ体験型博物館となっています。今回、施設の方にお話を伺いました。

さらに歴史を遡ると、上土シネマは1917年(大正6年)ごろ松本電気館として開館後、改名を重ね地域に愛される映画館として約90年親しまれました。

下の写真は2024年11月11日現在の上土シネマミュージアムの外観です。↓上の写真左側のような開館当時の外観が復元されたらすごいですね!

大正ロマンのまちづくり協議会では、上土シネマ(旧松本電気館)の再生事業への市民ご協賛者を募集しています。ご協力いただける方はご来館の上、所定の申込用紙ににてお申し込みをすることが出来ます。

上土街縄手通り松本城の間にあります。松本市立博物館がある大名町通りを通って松本城へ行く方が多いと思いますが、「松本電気館」開館当時の建物外観修復が実現すれば、上土を通って松本城へ行くルートにも人気が集まることが期待されます。

施設の中を見せていただきました。上土シネマ看板の下の入り口は入場無料で入れるレトロポスター展、さらに映写室上土シネマ小ホールにてフォトムービーを見ることが出来ます。

壁が石でできていて洞窟のような通路を進んでいきます。両側に昔懐かしい映画のポスターが展示されています。

ゴジラ七人の侍ワイルドスピードブルースリーの映画など貴重なポスターばかりです。

さらに奥へと進んでいきます。

左側に映写室があり白いロープのところまで入れます。

映写機、レトロなスピーカー、フィルム缶などがを間近で見ることが出来るのは貴重ですね。

ダイヤル式のレトロな電話機も展示されていました。

さらに奥へ進んでいくと、「客席入口」と書かれています。

ここは70席のホール。スクリーンの前にはステージがあります。またスクリーンの後ろには音響用の稀少なスピーカー設備があり近くで見ることが出来ますので、気になる方はぜひご覧ください。

スクリーンでは松本の短編紹介動画が流れていて、客席に座って自由に見ることが出来ます。

続いてお隣にある、上土シネマミュージアムと書かれた看板の下にある入り口へ。

入り口左には、当時使われていた入場券売り場があります。

近くで覗いてみてみると、古い映画のチケットが並んでいます。「そうそう、こんな感じだった」と懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

店内へ入ると、日本の古くからの文化・風習を当時の記録写真と解説付きで紹介するレトロポストカードを販売中。

上土レトロのオリジナル缶バッジなど、各種オリジナルグッズも販売しています。

ガチャガチャを発見!

缶バッジ、レトロマスキングテープなどが入っています。200円はお手頃ですね!

さらに注目なのがレトロコスプレフォトサービスです。予約なしで手軽にコスプレを楽しむことができます!

館内の撮影スポットは無料で利用することが出来ます。

お値段はとてもお手頃価格! コスチュームレンタルは30分ごとの料金となっています。館内の撮影スポットで着替えて撮影するだけなら30分のコースで大丈夫です。60分や90分のコースを選んでお出かけもできます。松本城までは約350m、約5分ほどの距離ですのでコスプレ姿で松本城やお気に入りの場所でお写真を撮るのも良いですね。

縄手通りや松本城からも近い場所にありますので、レトロな体験ができる上土シネマミュージアムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

上土シネマミュージアム

  • 住所:松本市大手4丁目10-12
  • 電話番号:0263・36・2007(上土商店街振興組合事務局内)
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:年末年始および臨時の休館あり
  • ホームページ

地域ニュースサイト号外NETライター(松本市)

地域ニュースサイト号外NETライター(松本市)。松本市在住です。身近な情報を楽しく発信できたらいいなと思います。

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