若松区北湊に新しいうどん店ができていました。場所は若松北海岸へ向かう道沿いで大型スーパー「ラ・ムー」の向かいで店名は「ちょっと一徳」。

立ち喰いうどん店で今年の2月14日に新規オープンしたそうです。

ゆったりと居心地の良い清潔で広いスペース

店内に入ると広々とした立ち喰いスペースにカウンター、奥に４人掛けのテーブル席もありました。

清潔でスタッフの皆さんの接客が優しく、対応もテキパキとしていて良い雰囲気です。

カウンターは、壁に向かって食べるデザインになっているので、控えめな人や恥ずかしがり屋さんでも抵抗なく楽しめそうです。

初めての訪問なので券売機でデフォルトのかけうどんを購入。390円はリーズナブルですね。

トッピングはめずらしい玉ねぎ天（200円）と生卵（80円）にしました。おにぎり（100円）も一つ追加。

セルフ形式なので、うどんができあがったらカウンターまで受け取りに行くシステム。熱々の湯気とスープの香りが食欲をそそります。

地域トップクラスと思える出汁のきいたスープと自家製麺

とにかくスープが美味しい。かつお節やサバ節にうるめを配合した出汁が前面に出ていて塩味も丁度よいあんばいです。

自家製麺は細麺で、ほど良い弾力と抜群の喉ごし。モチモチの食感にスープが良く絡んで美味しい。

このスープと麺は今まで食べてきたうどんの中でもトップクラスのクォリティです。

大将に伺うと、杵つきもちの柔らくて粘りのある食感をめざしているとか。お店のこだわりを感じます。

玉ねぎ天は、大きめに切った具材の甘味が天ぷらのころもとマッチして美味しい。揚げ加減も良くてサクサクの食感です。

ボリュームも文句なし。かけうどんに玉ねぎ天のトッピングは大正解でした。

途中で卵を溶かすとまろやかさも加わってコクが増します。ベースのスープがそもそも美味しいので卵ともベストマッチ。

七味唐辛子も香りが立っています。濃い味が好みのお客さんのためにテーブルにはかえし醤油が置かれていました。

大将はこの道40年のベテラン

大将にお話を伺うと、もともとは若松で25年間営業されていたそうです。その後、八幡東区で15年営業して、今年若松に凱旋したとのこと。

お店は新しいけれど40年間暖簾を守り続けてきたベテランなんですね。

立ち喰いうどん「ちょっと一徳」