すごく切れるハサミ!「SAXA(サクサ)」切りにくかった薄いフィルムが本当にサクサク切れました
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
子供の頃、休みの日にはよく婆ちゃんの家に泊まりに行って自由を満喫していました。自宅にいると怒られてばかりだったからです。
婆ちゃんは優しかった。諦めていたのかもしれないけど、決して怒ったりしなかった。僕たち兄弟はそこで心の充電をしていました。
そんな時間で婆ちゃんに教えてもらったのが、ハサミの使い方でした。刃を合わせるように使わないといけないということでした。
馬鹿とハサミは使いよう
婆ちゃんはよく「馬鹿とハサミは使いよう」と連呼して、僕にハサミの使い方を教えてくれました。しっかりと記憶に残っています。
刃を合わせるということは、切っている部分に力を集中させて、余分な隙間を開けないということ。噛み込ませないということです。
ちょっとそこに集中するだけで、ハサミは僕の言うことを聞いてくれるようになりました。実に簡単に扱える道具だったのです。
そんな技術を結集したハサミです
今回、コクヨ株式会社から発売された「ハサミ<サクサ>」シリーズは、とっても使いやすくリニューアルされたんですよ。
それは、僕が子供の頃に習得した使いようの技術も結集されています。だから、薄いフィルムもサクサクと切ることができました。
実際に切ってみましたが、とても快適です。これならば、老若男女を問わず、快適に使えるのでしょう。実に素晴らしいです。
これが、傾斜インサートです
この画像でおわかりになりますでしょうか。ハンドルの樹脂部分に対して金属部分が斜めにセットされて成形加工されているのです。
これが業界初と言われる「傾斜インサート」です。ハンドルを動かす下に向かう力が、これによって斜めにも向かうのです。
婆ちゃんが教えてくれた刃を合わせながら、余分な噛み込みを無くすとという動作が、この工夫で自然にできるのです。
薄いフィルムを切ってみました
やはり、実際に薄いフィルムを切ってみないと気が済まないですよね。近くにあったフィルムを切り刻んでみました。
確かにすごくよく切れます。噛み込みを気にする前にサクサクと切ることができました。これは、すごい発明だと思います。
切るということにストレスを感じないようになるならば、この文房具はもう少し生き延びるでしょうね。ここもよかったです。
利き手を問わず切りやすい
ハサミは下の刃で受けて、確認しながら上の刃を落として切るという使い方をする人が一般的だと思います。僕もそうです。
この使い方ですと、ハサミは利き手の親指が入るパーツが手前にセットされていないと使いにくいということになります。
このハサミの開発については、左利きの方が担当されてました。見やすくて左利きでも使いやすいハサミが完成しています。
ラインアップの紹介です
この「ハサミ<サクサ>」シリーズは、用途によって選べる多彩なラインアップを準備しています。ここも嬉しいです。
- スタンダード刃 480円
- グルーレス刃 630円
- フッ素・グルーレス刃 980円
- チタン・グルーレス刃 1,270円
ベタつきにくいグルーレス刃、のり汚れとサビに強いフッ素、そして耐久性が高いチタンです。値段とも相談して決めましょうね。
まとめです
このハサミの開発に関して、より多くの方にもっと快適に切る体験をお届けしたいというとても素敵な目標があったそうです。
まだまだ進化していきそうな「ハサミ<サクサ>」シリーズをこれからも注目していきたいですね。まさに文房具の象徴です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に心から感謝申し上げます。とても良い文房具を紹介できました。
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(コクヨ株式会社さんに、この「サクサ フッ素コート」を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。)