市役所前の県道189号線をナカノ商会白井ロジスティックセンター前の交差点で住宅街側に上って行った先に、一軒家でお刺身が食べられるお店があることを教えてもらい、お伺いしてお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

細い道を上っていくと、お店が見えてきました。お店の前には駐車場が2台あり、お車でも来店が可能です。

玄関で靴を脱ぎ、お宅にお邪魔するような感覚です。お家でいうところのリビングのスペースに、4つのテーブルが用意されており、お食事をいただくことができます。撮影に伺った日は雨の降りしきる一日でしたが、お仕事中の方などがお見えのようでした。メニューには、おすすめまぐろ中落ち定食と書かれています。定食には季節の小鉢5品がつくというのも嬉しいですね。

手書きのメニューには、クジラ刺定食が書かれていました。毎日は出ないけど美味しいよーとお声かけいただき、クジラ刺定食をお願いしました。銀だらやメヌケなど焼き魚も美味しそうです。

お店の名前のふくふくは、地名の復（ふく）からとられたそうです。以前は松戸でも長く居酒屋をされていたとのことで、その時の店名とは異なりますが、白井市の地元の食材を使ったお食事を昼も夜もいただくことができます。お店の向かいは竹林になっていて、季節には筍を使ったメニューも楽しめるそうです。旬の地元の食材が味わえるのはうれしいですね。

こちらがクジラ刺定食です。クジラの深い赤がお肉のようです。小鉢もたっぷりついてきました。

クジラ刺に添えられている、すりおろしのにんにくとしょうがは、白井市産の地のものです。松戸の市場から仕入れられるクジラは、入った時しか食べられないラッキーなメニューです。柔らかく、お好みでにんにくとしょうがをつけてお醤油でいただきます。柔らかくて美味しいです。薬味の効果もあるのか、食べ進めると体がポカポカしてきます。

5つの小鉢は、お漬物まで手作りだと教えてもらいました。柔らかいチキンハム、しゃきしゃきのれんこん、そして、お漬物も美味しく、フルーツのバナナもねっとり甘くておいしかったです。訪れた時にはすでに今季の梨は終了していましたが、時期には、フルーツに白井産の梨も並ぶそうです。

ご飯は、普段は店主さんの地元宮城県より選りすぐりのひとめぼれが出されていますが、2024年の米不足の影響で、違う場合もあるそうです。違うお米を出される際も、美味しいものを食べてもらいたいと、食べた上で選んだお米が仕入れられています。この日のお米もひとめぼれの新米ということで、新米の季節の到来を嬉しく感じることができました。

定食でお腹がいっぱいになってしまったので、残念ながらいただくことはできませんでしたが、週末限定で手作りのチーズケーキセットも登場します。白井市の地元産のお野菜や美味しいお刺身を味わうことができるふくふくタケロ。クジラ刺は、毎日入ってくるわけではないので、入っている？　と聞かれるお客さんも多いそうです。

ふくふくタケロ
住所：千葉県白井市復1457－37