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【白井市】しろい七福神めぐりの一つ、長楽寺では恵比寿神の朗らかなお顔に出会うことができます。

ajisai地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

しろい七福神の一つ、恵比寿神が祀られる長楽寺を訪れ、お話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

長楽寺は、西白井駅からも白井駅からもちょうど同じ位の場所にあり、いずれからも徒歩でお見えの方もいらっしゃるようです。白井七福神めぐりの7つのお寺は、広く白井市の様々な地域にあるので、お車であれば3時間ほどで回れるそうですが、歩いて7か所を回ると1日がかりの散策になるそうです。

文明年間に開かれたとされる長楽寺は、500年以上近隣から親しまれています。幼稚園が敷地にあるので、平日の午後は可愛いお子さん達のお声が聞こえていました。

しろい七福神の一つ、恵比寿神が祀られています。屋根付きの建物の中にいらっしゃり、通常は扉も閉まっているそうなのですが、特別な日にのみ開けるという訳ではなく、扉を開けてそのご尊顔を自由に拝むことができます。

恵比寿神は、指貫(さしぬき)と呼ばれる裾を紐でくくった袴を着け、釣竿を持ち、鯛を抱えています。ふっくらとしたお顔が本当に朗らかでした。

下には、説明も書かれています。釣竿を持つお姿は、魚は取ってもごっそりと捕まえるようなやり方ではないことが分かります。一時的な利益を求むることなく、地味に正しい道を行くことで必ずや長く商売が続き、繁盛するとして、商売繁盛・医業・交通安全などを司る神として崇められています。

天台宗のお寺ということで、七福神ではありませんが、三面大黒天も祀られています。

三面大黒天とは、側面に毘沙門天、弁財天、正面に大黒天と3つのお顔があります。戦国武将にも人気で、豊臣秀吉も持ち歩くほど厚い信仰心を寄せていたそうです。

しろい七福神めぐりのリーフレットもいただきました。長楽寺の恵比寿神のスタンプが押印されています。元々、七福神めぐりは、室町時代から今に至るまで、庶民信仰として親しまれてきました。白井市の七つのお寺が人々の心のよりどころとなれば、としろい七福神めぐりが誕生してから、何枚も色紙にスタンプを集める方もいるそうです。一度に回ることは難しくてもちょっとずつ立ち寄ることもできるしろい七福神。過ごしやすい季節にちょっと立ち寄ってみませんか? ※法要などのため、お寺の方が毎日いらっしゃる訳ではありませんが、毎月7日やお正月の初詣期間は、スタンプなどの押印も可能とのことです。


長楽寺
住所:千葉県白井市根1386

地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

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