こんにちは！旅好きフリーランスのしおりです。

先日、鹿児島県にある天空の森という宿泊施設へ行ってきました。 宿泊料金はなんと1泊60万円、有名人やYouTuberの方にもファンが多いこちらの宿の宿泊体験について詳しくレポートしていくのでぜひご覧ください！

「天空の森」とは

「天空の森」は鹿児島県霧島にある、東京ドーム13個におよぶ広大な山にたった5棟のヴィラしかない究極のリゾート施設です。大自然の絶景を楽しめる、まるで天空に浮かぶ無人島。5棟のうち日帰りが2棟、宿泊が3棟です。今回は施設に直接電話をして予約をしましたが、棟が少ないので中々空きがないようです。たまたま都合が合う日に予約が取れたので鹿児島へと向かいました。

チェックイン

宿の近くに着くとスタッフの方が車を預かってくれてゲートへと案内されます。 案内された先へ足を進めていくとこれ以上は川で進めない状態になってしまいました… 。

どうするのかと思いながらも待っていると川の中をバギーでお出迎えが来てくれました。 バギーに乗るとまた川の中を走っていき、とてもスリリングな体験ができました。本物の川なので地面がデコボコしており、振動や水しぶきが上がる様子がまるでテーマパークのアトラクションのようで非日常体験が味わえました。

しばらくすると少し小高い場所へ移動し、森の中でウェルカムドリンクのお茶を出していただきました。そこで座ってチェックイン手続きをします。 屋外でチェックイン用紙を記入したり、川を眺めながらウェルカムドリンクをいただくのは今までにない不思議な感覚でした。

そこから自分の宿泊する棟へと移動するのですが、途中で畑がありこちらで栽培した野菜を後ほどお食事でいただけるということなのでとても楽しみでした。また湖があり鴨やアヒルを飼っていて、餌をあげても良いということだったので餌やり体験をしました。 餌がもらえることを分かっているのかバギーが近づいてきたことが分かった瞬間に、一斉にこちらへ向かって来てくれる様子がとても可愛らしかったです。

宿泊棟「天空」　について

カートでの大冒険を終え、自分が宿泊するヴィラへやってきました。 今回宿泊するのは敷地内で最も広い宿泊用ヴィラの｢天空｣です。山頂付近にあり、まるで大空に浮かぶ無人島とも言われています。ベッドルーム棟とリビングルーム棟の2つの棟を独り占めすることができ、さらに大自然への飛び込み台のようなウッドデッキと壮大な風景が一望できる露天風呂も完備しています。

客室内の冷蔵庫のドリンクはフリーでいただけて湯上がりドリンクとしていただいたり、ハンモックに揺られながら飲んだりできてよかったです。 温泉がベッドルーム、リビング、露天風呂と3つあったので温泉三昧です。

呼ばない限りスタッフの方も誰も来ません。ドレスコードが裸ということもあり、開放的な空間で気兼ねなく思う存分くつろぐことができました。

大宇宙の入り口

お部屋も広いですが敷地内もとても広い！

夕食前に頂上エリアにある「大宇宙の入口（おおぞらのいりぐち）」という丘へ連れて行っていただきました。霧島連峰に向かって大きな木にぶら下がったブランコを漕ぎ、本当に宇宙へ行ってしまいそうな気分になりました。 椅子とテーブルがあり、スタッフの方がドリンクを用意してくださったので座っていただきました。 周囲に何もない場所で座ってドリンクをいただくという、非日常的なシチュエーションが刺激的でした。

夕食

素晴らしい景色とドリンクやブランコを楽しんだら、レストランへと向かいます。木のぬくもりと暖炉の炎が暖かい雰囲気を醸し出す空間でした。 夕食はコースメニューになっていて、鹿児島県産の食材をふんだんに使用した出来たてのメニューをいただくことができます。

今回はピザがあり、食べきれない分はお持ち帰り用に包んでいただけました。心もお腹も大満足した後は、露天風呂に浸かって綺麗な星空を眺めながら癒され、 カーテンも閉めずに就寝しました。

朝食

翌朝は陽の光と共に起床し、 霧に囲まれた大自然の壮大さを目の当たりにして夢か現実かもわからないような不思議な唯一無二の体験をしました。写真では伝わりにくいかもしれませんが、実際に肌で感じるとその荘厳さに自然の怖さを覚えるほど圧倒されました。

だんだんと太陽が出てきて少しほっとしたところで敷地内を散歩したり、鳥たちと戯れたり、朝風呂に入ったりと本物のリトリートができました。

約束の時間になるとスタッフの方が迎えに来てくれて朝食へ伺います。 基本的には レストランなのですが、オプション料金を払うとお部屋や畑など別の場所でいただくことができます。 今回はせっかくなので川での朝食を楽しむことにしました。

車で川の手前まで送迎していただき、長靴に履き替えて川の中に設置されているテーブルのところまで向かいます。 川の中にぽつんとテーブルと椅子が置いてあるその光景は、まるで映画に出てくるロケセットのような美しさでした。

朝食は焼きたてのパンやベーコン、サラダ、ヨーグルト、紅茶などの洋食で、こちらも こだわりの食材が使用されておりとても美味しかったです。 川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえてきたり、 川や時期に囲まれた澄んだ空気の中でいただく朝食は、あまりにも非日常的すぎて忘れられません。 宿泊時点では1人2万円で変更していただくことができたので、こちらの宿へ宿泊される方はぜひ川での朝食オプションを追加するのがおすすめです。お値段以上の満足度や価値があることと思います。注意としては1日1組限定のようなので、宿の予約が取れたらすぐに予約したい旨をお伝えしましょう。

朝食の余韻に浸った後は12時まで ゆっくりとくつろいでチェックアウト。 あっという間の1泊2日でしたが、一生忘れられない思い出になりました。

終わりに

いかがでしたでしょうか？ 1泊60万円ということで、 私にとっては思い切って予約した宿なのですが唯一無二の体験ができ自分の人生において貴重な経験となったことは間違いありません。 いつか皆様の旅行先の候補として入れていただけると嬉しく思います。

この宿泊記が皆さんの次の旅行の参考になれば嬉しいです。

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（いつも本当にありがとうございます。）

また次回も休日いきたくなる素敵なホテルについて執筆中ですのでフォローしてお待ちください。次回もお楽しみに！