【八尾市】9月1日にパーキンソン病専門の住宅型有料老人ホーム「PDハウス八尾」がオープン予定です
近鉄八尾駅からも徒歩約6分。
「パーキンソン病専門ホーム PDハウス八尾」と書かれた工事中の建物。
目にしたことがある方も多いのはないでしょうか?
また、コマーシャルも流れているそうで、テレビで見たという方もいらっしゃるかもしれませんね。
こちらの住宅型有料老人ホームを運営しているのは、関東・関西を中心に全国で介護施設を展開している株式会社サンウェルズ。
大阪では2021年6月に吹田市、2021年11月に門真市にパーキンソン病専門の住宅型有料老人ホームがオープンしています。
そして、2022年7月1日に東大阪市、9月1日に八尾市にヘルパーステーション、訪問看護ステーション併設のパーキンソン病専門の住宅型有料老人ホームをオープン予定です。
パーキンソン病は、脳幹の上部にある中脳の神経細胞が減少することで発症する疾患です。
脳は、体の運動機能をスムーズに行うための重要な役割を担っています。
そのためパーキンソン病の自覚症状は、「動作が遅くなる」「転びやすくなる」「手足の震え」「筋肉のこわばり」など運動機能にかかわるものです。
病気が進行すると、認知症になる確率が高くなる傾向にあります。
人口1000人に1人以上が発症するパーキンソン病は、神経変性疾患において、アルツハイマー病に次いで患者数の多い病気です。
また、神経難病の1つでもあります。
若く40歳以下で発症する若年性パーキンソン病もありますが、50~60代以降に発症することが多いです。
また、男性に比べて女性の発症率が高い病気です。
パーキンソン病の代表的な症状は、以下の4つです。
・手足や顎、頸部、体全体に震えが生じる「振戦」
・体の動きが遅くなり、ぎこちない動作になる「無動」
・手足の筋肉が硬くなる「筋強剛」「固縮」
・転びそうになったときに、踏ん張れない「姿勢反射障害」
このような運動にかかわる障害のほかに、次のような非運動症状も現れてきます。
・便秘や頻尿、立ちくらみ、眩暈、失神、むくみ、冷え、発汗、性機能障害などの自律神経症状
・もの忘れが多いなどの認知症症状
・手順を踏むような行動の計画が難しくなる遂行機能障害など認知障害症状
・匂いがしないなどの嗅覚障害
・眠りにくい、日中に眠くなる睡眠障害
・鬱のように日常生活など気力が失せる、不安、幻覚、錯覚、妄想などの精神症状
・肩や腰の痛み、手足の筋肉のしびれや痛み、体重の減少、疲れやすいなどの症状
また、この他にもさまざまな障害が出ることもあります。
パーキンソン病は進行の遅い病気です。
進行度も症状も人によって異なりますが、生活に支障が出るような症状は初期段階ではほとんどありません。
初期段階をI度、進行が進むにつれてV度まで、重症度は5段階に分けられています。
I度では体の半分に障害が出る程度です。
しかしV度まで進行すれば、体の全体まで障害が及びます。
そのため、車いすでの生活を余儀なくされたり、寝たきりになったりという状態になります。
パーキンソン病の専門施設であるPDハウスでは、「パーキンソン病だからできない」ではなく「パーキンソン病でもできる」を実現するための、個人個人に合わせた生活ケア、リハビリテーション、看護を提供しているとのこと。
脳神経内科専門の医師による訪問診療、専門医監修のパーキンソン病に特化したリハビリプログラム、24時間体制の訪問看護といった専門的なサービスにより、運動機能の維持・改善を目指す施設のようです。
居室数は60室(定員60人)です。
ホームページより資料請求や見学の申し込み、入居に関する相談などができますよ。
興味をお持ちの方は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?
パーキンソン病専門ホーム PDハウス八尾
住所:大阪府八尾市東本町4丁目27番4、35番4(地番)
電話番号:06-6155-5866 /06-6155-5879(開設前相談窓口:PDハウス岸部)
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