【淡路市】新しい島の名物土産へ!クリエイティブ×福祉×藍染め「ドンザのお結び袋」
漁師の防寒着から洗練された匂い袋へ
淡路島の新しい名物土産を目指す素敵なコラボ商品「ドンザのお結び袋」が誕生しました!
淡路島産藍の生産に取り組む淡路市の工房「おのころ藍」、南あわじ市でアパレルブランドを展開する「HOUGETU」、淡路市の複合施設「ei-to」が共同開発したのが「ドンザのお結び袋」。刺し子&縫製&パッキングは、「特定非営利活動法人萌友-for you」が担当。
「ドンザのお結び袋」は、元々は漁師の防寒着から着想を得て作られた匂い袋。鮮やかに染められた藍色と刺子のデザインがなんともかわいい。淡路市の線香工房(兵庫県線香協同組合提供)から出た端材が香りの原料で、仕上げに「淡路島レザー」の肉牛の皮で作るストラップをあしらうなど島の魅力が詰まった匂い袋です。
開発の中心となって取り組む「おのころ藍」は、宿泊して藍染め体験が可能。島内外から毎年来られる方もいる人気の施設です。
選べる三種類の刺子
現在、刺子と呼ばれる刺繍のデザインは3種類から選ぶことができます。
青海波(せいかいは)
淡路島は、青々とした壮大な海に囲まれています。青海波(せいかいは)は、未来永劫へと続く幸せ願う柄です。
千鳥(ちどり)
勝運祈願や目標達成を願う柄。淡路島は、絶滅の危機に瀕しているチドリの営巣地です。
麻の葉(あさのは)
子どもの健やかな成長を願う柄。邪気をはらう力があるとされ、ドンザの模様に取り入れられています。
淡路島の多様な産業を感じられる匂い袋
開発者の一人であり、おのころ藍の代表を務める根岸さんは「ドンザのお結び袋」に新しく多用な可能性を感じています。
「ドンザのお結び袋を通して、手仕事の温もりと香りを楽しんでいただきながら、淡路島の豊かな歴史と多様な産業を知って貰えたら嬉しいですね」
2024年9月26日現在購入できるのは、「うずの丘 大鳴門橋記念館内」にある「うずしお科学館ミュージアムショップ」、道の駅淡路、南あわじ市・洲本市・淡路市の観光案内所の5店舗です。
また共同開発された@ei_to_awajishima と @_hougetsu_ からもそれぞれの特性を活かした“刺し子のおまもり袋”が発売されています。見かけたらぜひ一度手に取ってみてください。
淡路島 刺し子のドンザ
かつての淡路島の漁師着「刺し子のドンザ」を活用したまちづくりに向けて活動しています。We post information about “DONZA” Fishermen’s cloth in Awaji Island.
instagram:@donza_awaji
問い合わせ先:awajidonza@gmail.com