【さんさん弁当×障がい福祉事業】三田市役所内「さんさん食堂」が就労継続支援A型事業所を開設【三田市】
兵庫県三田市を拠点とする福助グループが新たな新規事業を展開されました。
福助グループが新たに福祉事業の一貫として立ち上げた株式会社Aliveが2024年9月1日より三田市役所内の「さんさん食堂」にて就労継続支援A型事業所を開設しました。
さんさん食堂は、2024年4月30日に三田市役所内にオープンされ、6月には、さんさん弁当という宅配弁当がスタートしました。
そして、9月1日に就労継続支援A型の事業所を開設されました。
これにより、障がいを持つ方々が地域社会で自立した生活を送るためのサポートがさらに強化されることになります。
株式会社Aliveの使命と目指すもの
Aliveが掲げる理念は、「障がいを持つ方々が社会に参加し、働く喜びを感じられる環境を提供すること」。
具体的には、弁当の調理・配達をはじめとした実務を通じて、一般就労が難しい方々に対して職業訓練を行い、自立支援を進めていくというものです。
同社は2024年6月より「さんさん弁当」としての弁当事業を開始し、すでに地域においてたくさんの支持を得ています。
9月からの就労継続支援A型事業の開始によって、障がい者の社会参加をさらに進める一方、彼らにとって働く場を提供するだけでなく、地域社会に欠かせない食の提供も担うことになります。
事業の背景と今後の展望
福助グループは、30年以上にわたり地域密着型の飲食店を運営し、三田市内外に約35店舗を展開してきました。
これまでの食文化の提供という側面から、今度は福祉事業という新たな分野に進出し、「障がいを持つ方々が社会で活躍できる場を提供する」ことに注力しています。
Aliveが目指すのは、地域社会に貢献しながら障がい者支援を行うことに加え、さらに福祉事業の拡大も視野に入れています。
例えば、今後は農業分野への就労支援や、子ども食堂の開設といった新たな取り組みも予定されているとのことです。
これにより、地域における食と福祉が結びつき、より一層地域に根ざした企業活動が展開されることが期待されています。
この新たな取り組みは、三田市内だけでなく周辺地域にも大きな影響を与えることが予想されます。
株式会社Aliveと福助グループは、これまで培ってきた「地域との絆」をさらに強固なものにし、「三方すべてに笑顔を提供する企業」というビジョンのもと、地域全体の福祉を底上げすることを目指しています。
今後も福助グループの動くに注目していきたいと思います。
【法人名】株式会社Alive
【場所】兵庫県三田市三輪2-1-1 三田市役所2号庁舎1階 さんさん食堂内
【電話番号】079-560-2525