戸畑区三六町の錦うどん三六店は昔ながらのうどん屋さんです。中原から戸畑に向かうバス通りから路地を北に入ると「錦うどん」の看板が見えます。

暖簾をくぐると昭和レトロな雰囲気。こぢんまりとした店内には、４人掛けのテーブル2つ2人掛けテーブルが２つ。

カウンター席も入れて15人くらいは入れるでしょうか。優しい大将が1人で切り盛りしていました。

創業47年の老舗！価格も良心的

お話を伺うと創業47年だそうで、今の大将は2代目で、先代のお父さんが暖簾分けをしてもらった「錦うどん」の暖簾を現在まで守っています。

壁には豚肉を使ったうどんや丼などの新しいメニューも貼られていました。

なべ焼きうどんや牛鍋うどんもあります。すべてがとても安価です。今のご時世に肉うどん470円は安い！ミニうどんがついたかつ丼セットも670円と思わず顔がほころぶ価格設定です。

迷いましたが、人気の肉かやくうどんを注文。お腹も空いていたので大盛りにしました。うどんはプラス100円で大盛りにできます。（そばは大盛り120円）

さらに、おにぎり2個追加。おにぎりはシソと白おにぎり、いなり寿司から選べます。

具沢山の肉かやくうどんは優しい美味しさ

提供された肉かやくうどん。見ると丼の中央に一口サイズのごぼう天がかなり多めに入っています。

大将に「このごぼう天の量多くないですか」と聞くと、ごぼう天うどんはもう少し天ぷらの量が多いそうです。

さらに、かまぼこやお揚げ、ちくわにネギなどとっても具沢山。これはサービス満点ですね。

スープはしっかり出汁の旨みがきいている割にすっきりした味わい。優しい後味なので最後まで飲み干せます。甘辛い肉の煮汁が混ざってコクが増しています。

太さに少しばらつきにある純手打ちの麺。スープをしっかり吸い上げて麺の美味しさが伝わってきます。

柔らかめの食感ですが、もちもちで弾力があり手打ちならではの歯ごたえも感じて美味しい。喉ごしも抜群でするっといただけます。

ごぼう天は一口サイズで食べやすく、カリッとしたころもの食感にごぼう本来の風味と歯ごたえが良いあんばいで口に広がります。

スープを吸った衣も甘くて美味しい。

肉は丼の半分を覆うほどのボリュームで甘辛い肉の旨みが良く出ています。揚げやちくわ、かまぼこも良い食感。丁寧に作られたかやくうどんですね。

おにぎりは注文を受けて握る

おにぎりは絶対おすすめ！

注文を受けてから握るので、暖かくて握りの強さ加減も塩加減も絶妙。シソの香りとうどんがまた良く合うんです。

握りたてで美味しいシソおにぎり２つが140円で肉かやくうどんがなんと550円。プラス100円で大盛り可能ってコスパは神です！

大将のさりげない優しい心配りも嬉しいですね。

錦うどん三六店