【北谷町】ギャラリープルミエで展覧会『平井真人 現代型染』2024年12月6日(金)~16日(月)
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これまでは、北谷町の情報をメインに発信していましたが、9月より北谷町に加え、沖縄市、北中城村、恩納村が担当エリアになりました!
本日は、北谷町内で開催される展覧会をご紹介します♪
平井真人 現代型染
2024年12月6日(金)~16日(月)の期間、北谷町上勢頭にある「ギャラリープルミエ」にて展覧会『平井真人 現代型染 ~芭蕉布、世果報を祈る~』が開催されます!
ちなみに、展覧会タイトルの「世果報(ゆがふ)」とは、沖縄の言葉で「平和で豊かな世」という意味があります。とっても素敵な言葉です!!
沖縄の風土と伝統が織りなす新たな表現
平井真人氏の現代型染は、沖縄の自然や文化、そして歴史が深く根ざした、独自の表現世界を築いています。
京都で近代型染の技法を学んだ後、1978年に沖縄に移住した平井氏は、紅型という伝統技法を学びながら、沖縄の豊かな自然や人々の暮らしの中で得たインスピレーションを作品に投影させてきました。
平井氏の作品の特徴は、近代型染の自由な表現と、紅型の伝統的な技法が融合している点にあります。大胆な構図と色彩、そして幾度と起こった自然災害、原発事故への憤りを布という素材へ昇華させ生み出される作品群これらの作品からは、作者の自然との共生を願う祈りが込められ見る者に共感を与えています。
平井 真人 Hirai Masato プロフィール
1950年 兵庫県神戸生まれ
1974年 京都精華短期大学(現・京都精華大学)美術科染織コース専攻科修了
1978年 沖縄に移り住み、紅型を研鑽。
1982年 第24回日本工芸公募展(内閣総理大臣賞)
1990年~2019年 集団「AUF」展(京都市美術館)・他
1990年~2003年 「染・清流展」(京都市美術館・目黒区美術館)
1994年 「アジアアート」沖縄/日本・韓国交流展・招待
(沖縄コンベンションセンター ・那覇市民ギャラリー)
2000年~2019年 アジアファイバーアート展(アジア各地)
2000年 アジア繊維造形美術展(徳恩美術館/ソウル)
2009年 平井真人「YUGAFU-世果報」(東本願寺ギャラリー/京都)
2011年 「命ど宝-沖縄戦から学ぶ」展(サンフランシスコ)
熱風造形展(浦添市美術館)
2014年~2016年 アジア環境アート展(蔚山/韓国)
2017年 平井真人「YUGAFU-蔓草ノ杜」東本願寺・しんらん交流館
2017年 平井真人 布染術 (ギャラリープルミエ/沖縄)
2019年 平井真人 布染術 (ギャラリープルミエ/沖縄)
2022年 平井真人 現代型染~記憶のカタチ50年~(琉球新報社 ギャラリー)
2022年 平井真人 現代型染~記憶のカタチ50年~Part2(ギャラリープルミエ/沖縄)
個展/1976年ギャラリー16(京都)より県内外、アジアで開催。
現在:沖縄県立芸術大学 元非常勤講師
京都造形大学 元非常勤講師
「AUF」アジアファイバーアート 会員
作品紹介
2022年5月に会場となる「ギャラリープルミエ」にて開催された展覧会の様子です。
平井真人 現代型染 ~記憶の形50年~ Part2
その他の作品が気になる方はYoutube動画でもご覧になれます。
平井真人氏の作品は、天然染料による伝統的な技法を使い、アダンや芭蕉布などをモチーフにされていて、沖縄を感じることのできる作品です。
入場無料ですので、ご興味ある方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
期間中の12月9日(月)は、休館日です。
ギャラリープルミエ外観
駐車場あり
お車で行かれる方は、ギャラリープルミエ前に駐車場があります。
駐車可能台数には限りがあるため、複数人で行かれる方は1台で乗り合わせることをおすすめします。
下の写真は、2024年5月31日(金)~6月10日(月)に開催された、比嘉孝子氏と国吉春香氏による『アニマル・アート展Vol.4』へ伺った際に撮影しました。
【平井真人 現代型染 ~芭蕉布、世果報を祈る~】
日にち:2024年12月6日(金)~12月16日(月) [12月9日(月)休館]
時 間:11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
場 所:ギャラリープルミエ
住 所:沖縄県中頭郡北谷町上勢頭811-3
備考欄:入場無料
H P :https://art-ryukyu.com/a8/
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