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【鹿児島市】海中に身を投じた西郷隆盛が息を吹き返した場所「西郷隆盛蘇生の家」が現在も残っています。

kaori地域ニュースサイト号外NETライター(鹿児島市)

国道10号線を姶良方面へ向かっていると、「花倉」バス停があり目の前には桜島が見える場所があります。

国道10号線とJR日豊本線の線路が通っていて、踏切を渡ると「西郷隆盛蘇生の家」があります。

安政5年(1858年)に幕府から追われる身となった西郷隆盛が、僧の月照と共に錦江湾に入水。

助け出されて息を吹き返した家がここになります。

建物は当時もままで、わらぶき屋根造りになっています。

踏切を渡ったところには「西郷先生蘇生之遺蹟」の記念碑もありました。

木々に囲まれたこの碑は、「月照上人遷化之地」の碑です。

坂下長右衛門(坂下長右ェ門)の誕生地を示す記念碑のあります。

ー土中の死骨ー

西郷隆盛が昏睡状態から覚めた時、共に入水した月照はすでに亡くなっていました。

1人生き残ったことを知った西郷隆盛は、自らを「土中の死骨」と呼び、生涯恥じたということです。

交通量の多い国道10号線で、線路を渡らないといけないため見学の際は十分気をつけてください。

駐車場はないので、公共交通機関をオススメします。

鹿児島で生まれ、歴史に名を残した西郷隆盛の生涯を知る場所にもなると思います。

【西郷隆盛蘇生の家】
〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町9771
交通アクセス:鹿児島交通(国分行き)花倉バス停下車1分

地域ニュースサイト号外NETライター(鹿児島市)

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