《お代わり自由》ナンとカレーだけじゃない!スパイスを優しく使う国の魅力的な家庭料理【横浜市中区】
横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
フッカフカの真っ白いナンに、トロッと旨味を効かせたバターチキンカレー。
そんな、いかにもオーソドックスなインド料理が大好きな方に、あえて是非ともオススメしたいのがネパール料理です。
日本のインド料理屋さんの多くは、通称「インネパ」と呼ばれるもの。
それは、ネパール国籍を持つ方々が日本に来て、手っ取り早く北インドやパキスタンのご馳走である「ナーン」と、日本で手に入る食材で作った現地風のカレーを合わせたものを提供してくださるお店です。
では、そのネパールの方がたは普段どんなものを食べているのか?
その答えを出してくれるのが、JR石川町駅から徒歩3分の「NEPAL SPICE asian restaurant」さんです。
このお店も、前述の例にもれずにナンとカレーを出すお店。
その反面、サデコやセクワと呼ばれるネパールの家庭料理もけっこうな種類が揃っていますね。
お昼のランチタイムでメインに推されているのは、ダルバートと呼ばれるセット。
ダルバートはご飯・豆のスープ・おかずのセットで、日本でいうご飯・味噌汁・おかず、といった感じに似ています。
ネパールの方々のソウルフードとも言える存在で、ネパールの家庭では毎日食べるものだとか。
店内は2人がけがテーブルたくさんあり、つなげれば4人がけ、6人がけと活用できるのがポイント。
また、お絞りは薄い紙のものではなく、きちんとタオルおしぼりなのも好感度が高いですよね。
◆マトンセット(800円)
この定食はナンはついておらず、マトンカレー・豆カレー・ライス・野菜カレー・チャツネ・サラダのワンプレートです。
セットの豆カレーとライスはおかわり無料で、正直この内容で800円は格安だと思いますよ。
サラダはいつものオレンジ色のドレッシング。
このドレッシングはインネパさんでは必ずついてきますが、本場ではどうなのでしょう?
チャツネはトマトのフルーティさがあり、ガツンと効いた辛味と酸味のバランスが素晴らしい。
カレーの付け合わせとしても、このままご飯にかけて食べても良く、実にクオリティが高いです。
カレーは前述したように2種類ありまして、マトンと豆。
豆はカレーというよりも、正式にはダルスープであり、あくまでもスープの1種類なので日本でいう味噌汁のような位置づけでしょうか。
ライスはインド近辺で珍重されている長いお米、「バスマティ」と日本米のミックスです。
パラッとしたバスマティと、もっちりした日本米のミックスはカレーとの相性もバツグン。
では、いよいよマトンカレーからいただきましょう!
カレーだけ食べてみると、しっかりと爽やかな辛さが効いており、じんわりと汗ばんできます。
マトンはなんと骨付き肉で、じっくり煮込まれた軟らかなお肉。
旨味がものすごくしっかりしていて、そこにトマトベースの爽やかな辛さが良く効いています。
続いては、豆カレーです。
この豆カレーはその名の通り、ケツルアズキなどの小さめな豆をたっぷり入れて煮込んだもの。
たっぷり入った豆は、ほくほくとした食感と甘味がしっかり。
スパイスは優しい辛さであり、どぎつくないので飽きずに食べられるし栄養もたっぷりです。
パパドはおかずというより、塩気が効いたサクサクのおつまみですね。
豆の粉でできているものが多く、サクサクな食感と塩気がビールのおつまみに最高です。
野菜カレーは、ホクホクなジャガイモとグリンピースがたっぷり入っています。
優しい辛さなのでサクサク食べられますが、何しろジャガイモなので腹持ちも良く食感もどっしり。
◆◇◆後記◆◇◆
これで、この内容で、しかもご飯と豆カレーはお代わりできて800円とは、なんというコスパの良さでしょう。
本来、現地で食べるダルバートもご飯と豆カレーはお代わりが出来る前提なのですが、もともとの量がしっかりあるので今回もお代わりそせずともお腹いっぱいになれました。
味付け良く、スタッフさんはニコニコで、コスパもよい。
そして、お支払い方法だってしっかりとキャッシュレスに対応されています。
このお店はJR石川町駅からすぐ、「NEPAL SPICE asian restaurant」さん。
いつもと変わったカレーが食べたい時、疲れてスパイスが欲しくなった時、おすすめのお店です。
お試しを!
NEPAL SPICE asian restaurant (Rettyページ)
045-228-9119
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※メニュー表記は極力メニュー表と同じにしております。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。