【鶴ヶ島市】8月4日(日)は鶴ヶ島市内が熱気に沸く! 4年に1度の脚折雨乞が8年ぶり開催されます。
今年の夏は4年に1度の世界中の人々で賑わうビッグイベントがフランス・パリで開催されますが、同じく4年に1度のタイミングで鶴ヶ島市では一大イベントである「脚折雨乞(すねおりあまごい)」が開催されます。
開催日時は2024年8月4日(日)13:00〜17:00です。前回は新型コロナウイルスの影響により中止となったため、今回は8年ぶりの開催。久しぶりの開催をとても楽しみにされている地域のみなさんもたくさんいらっしゃることと思います。
脚折雨乞は、ふるさとイベント大賞で大賞に輝いたこともある国選択無形民俗文化財および市指定無形文化財で、たびたびメディアにも取り上げられている鶴ヶ島市が誇る伝統行事。
脚折雨乞では、竹と麦わらで作った巨大な龍蛇(長さ約36m、重さ約3トン)が、板倉雷電神社(いたくららいでんじんじゃ)から持ち帰った御神水を用いて行う入魂の儀によって龍神となり、出発地点となる白鬚神社(しらひげじんじゃ)から降雨祈願を行う雷電池(かんだちがいけ)までの約2kmを、約300人で担いで練り歩きます(龍神渡御)。
降雨祈願をしたあとはバラバラに解体され、縁起物とされる頭部の金色の宝珠を奪い合う様子は豪快で迫力満点なのだそう。
江戸時代から続いてきた脚折雨乞は昭和の時代に一度途絶えてしまいますが、元地元住民で結成された「脚折行事保存会」によって復活、4年に1度行われるようになりました。
龍神渡御は所々で休憩しながら行われるのだそうですが、お出掛けになる方は行事スケジュールをご確認の上、どこで見物するかもあらかじめ決めておくとよさそうですね。
脚折雨乞を前に、市役所ではミニ龍蛇が飾られていました。ミニ龍蛇は子供たちによって担がれるのだそうです。
階段にも飾り付けがされ、脚折雨乞に向けて盛り上がりを見せています。
なお、13:00〜15:00まで龍神渡御のルートは交通規制が行われます。白鬚神社と雷電池周辺は開催前より車両通行止めとなるためご注意ください。周辺道路は混雑が予想されるため、時間には余裕をもってお出掛けください。
【イベント情報】
脚折雨乞
開催日時:2024年8月4日(日)13:00〜17:00
開催場所:白鬚神社(埼玉県鶴ヶ島市脚折町6-10-20)〜雷電池児童公園(埼玉県鶴ヶ島市脚折5-22-1)