「ルヴァン決勝では少しバラバラだった」天皇杯制覇へ、ファイナル経験者の古賀太陽がタイトル獲得への条件を明かす【柏レイソル】
GK松本が示すタイトル獲得への条件は?
2023年12月9日、国立競技場で天皇杯決勝が開催される。川崎フロンターレとの決戦に向けて、柏レイソルのGK松本健太はタイトル獲得の条件を次のように話してくれた。 【PHOTO】その年を華やかに彩ったJリーグ歴代MVPを一挙紹介!(1993~2023) 「なかなか今季は取れていませんが、セットプレーはすごく大事になると感じています。(かつて柏が)天皇杯で優勝した時もたしかセットプレーから得点を決めていたので。(柏が)J1で優勝した時もセットプレーからのこぼれ球を詰めるとか、そういうゴールがありましたし、守備時のセットプレーも警戒しないといけない。攻守でのセットプレーは一発勝負で重要になると思います」 また、DFの古賀太陽は「まだ僕自身(タイトルを)獲った経験がないので」と言いつつ、独自の見解を示した。 「(20年度の)ルヴァン決勝を経験した身としてはピッチに立っている11人がどれだけ同じ絵を絵が描けているか。そこがすごく大事かなと。ルヴァン決勝のピッチ上では、考えていることがみんな少しバラバラだった。 前に急ぎたい選手もいれば、ちょっと落ち着かせたい選手もいたり、力が入っている選手もいて。そういう感覚で僕はプレーしていたので、如何に自然体で今までやってきたものを同じイメージを描きながら11人がプレーしていけるか。僕がピッチに立ったら、チーム全体に声をかけていきたいです」 20年度のルヴァンカップ決勝でFC東京に1-2と敗れた経験を糧に11年ぶりの天皇杯制覇なるか。古賀のリーダーシップに期待したい。 構成●サッカーダイジェストTV編集部