【中日】8月17日以来の最下位転落 防御率トップの高橋宏斗が阪神打線に大打撃
◇プロ野球セ・リーグ 阪神8-3中日(18日、バンテリンドーム) 中日は今季両リーグトップの防御率を誇る高橋宏斗投手が阪神打線に猛攻くらい敗れ、最下位に転落しました。 【画像】今季両リーグトップの防御率を誇る高橋宏斗投手 試合前、キャリアハイの12勝3敗、防御率1.14と好投を続けてきた高橋投手。残り8回1/3でシーズン規定投球回に到達し、現ドジャースの山本由伸投手が昨季記録した2000年代以降最高の防御率1.21を上回るか期待が寄せられていました。 しかし、2回に佐藤輝明選手にライトへ2塁打を打たれると、続く前川右京選手にセンターへヒットを許し、その間に1点を先制されます。さらに4回には1アウト、1・3塁のピンチを背負うと、木浪聖也選手のゴロの間にランナー生還。また、村上頌樹投手にもタイムリーを浴び2点を奪われました。 3回まで村上頌樹投手にパーフェクトピッチングで阻まれた中日でしたが、先頭打者の岡林勇希選手が四球で出塁すると、続く福永裕基選手がレフトへ3塁打を放ち1点を返します。さらにカリステ選手のゴロの間に1点を奪い1点差に追いつきます。石川昂弥選手、村松開人選手のヒットで2アウト 1・3塁とチャンスを迎えるも、板山祐太郎選手が空振り三振で同点に追いつくことができませんでした。 高橋投手は6回終わりで117球に到達し降板。被安打8、与四球3、3失点で防御率を1.28としました。 さらに7回には1アウト1・3塁の場面で大山悠輔選手のゴロの間に追加点を献上してしまいました。9回でも四球、ヒットで1アウト1・3塁とすると大山選手、佐藤選手に連続タイムリー、坂本誠志郎選手には走者一掃のタイムリーをくらい4点を与えました。 ウラに1点返すも、中日は追いつくができず敗北。この日、ヤクルトが広島に勝利したことにより中日が8月17日以来の最下位に転落しました。