「指定医療」取り消しを求め市民団体が陳情提出へ 患者暴行の「旧・滝山病院」
看護師らによる患者暴行事件があり、11月に病院名を変更した東京・八王子市の「旧・滝山病院」を巡って、市民団体が八王子市議会に対して陳情を提出する考えを示しました。 入院中の患者の転院や退院を手助けする団体=「滝山病院にアクセスする会」は陳情の中で、旧・滝山病院が現在、生活保護を受給している人が受診する医療機関として指定されていることについて、指定を取り消すよう求めています。 アクセスする会の共同代表は11月8日に会見し「名前が変わったからといって虐待事件が変わるわけではない。八王子市に対して、滝山病院の生活保護の指定医療機関を取り消すように求めている」と語りました。 団体によりますと11月1日までの1カ月で、およそ4200人から陳情に賛同する署名が集まっているということです。