ちょこっと白髪を1分でカバー。プロがおすすめ「生え際の部位別」アイテム
●(2)顔周りの生え際には「ファンデーションタイプ」がおすすめ
かなり範囲が広い場合もある顔周りの生え際。マスカラだと1本1本塗るのも大変だし、ムラになってしまう場合もあるので、この部分は、大きな面で塗れるファンデーションタイプが時短にもなりおすすめ。 この歯ブラシの様な専用ブラシ、地肌につきづらく、小回りも効くのでとても塗りやすいです。色々なファンデーションタイプを使いましたが、髪へのつきがいい、こちらの『グレイジョイレタッチ』がおすすめ。 まずブラシの表面にファンデをとったら、軽く束で髪をひっぱりながら地肌につかないようにして、根本ギリギリから上にむかってブラシを動かしながら塗っていきましょう。 表面だけに塗るのではなく、生え際に対して直角にスライスを取りながら、少しずつ順番に塗っていくとムラのない仕上がりになります。 私はお仕事ではいつもダークブラウンを使用しています。きれいになじむので、真っ黒の髪の方でない限り、ダークブラウンで大丈夫ではと多います。 <使用したのはこちらのアイテム> ・グレイジョイ 「グレイジョイレタッチダークブラウン」 3960円(編集部調べ)
●(3)頭頂部の生え際には「スティックタイプ」がおすすめ
頭頂部は、顔回りの生え際とは違ってとりあえず表面だけカバーすればOKな部分。 バームなので、ふわふわとしたアホ毛も一緒になじませることができる優れものです。 お仕事のバッグの中にも必ず入れて愛用しているのは『MIMC ONEスタイリングハーブバーム』。天然由来成分100%で、ハーブのよい香りです。 使い方はとにかく簡単。地肌につかないように、根本からささっと優しくスライドさせながら塗るだけ。白髪部分だけでなく、ふわふわとしたアホ毛を抑えるように塗っていくと、表面にツヤがでて、仕上がりの美しさがアップします。 こちらももともとの髪が真っ黒でなければ、ブラウンがおすすめです。 <使用したのはこちらのアイテム> ・エムアイエムシー「MiMC ONE スタイリングハーブバーム」3520円(編集部調べ) 白髪カバー際の注意点 どのアイテムもシャンプーで落とせるものなので、気軽に使っていただけますが、洋服についてしまうと落ちづらいので、必ず着替えてから最後に白髪ケアを。そして、おでかけから帰ってきて着替える際には、顔にハンカチなどを置き洋服の首周りにつかないように気をつけるようにしましょう。 また、あくまで今回は応急処置でのスピーディーな白髪の隠し方で、白髪がたくさんある方はこれらの方法だとすべてカバーするのは難しく、ベースとして美容院やご自宅での白髪染めが必要です。気になる白髪の場所によっていちばんおすすめのアイテムとやり方を今回はご紹介しているので、すべてのアイテムが必要というわけではなく、ご自身のお悩みに合わせて取り入れてみてくださいね。
新見千晶