今、非常にみんな内向的な音楽になっている――日本のポピュラー音楽史を更新してきた細野晴臣が見た「コロナ禍」
ーーー 細野晴臣(ほその・はるおみ) 1947年、東京都生まれ。音楽家。1969年に「エイプリル・フール」でデビュー。1970年に「はっぴいえんど」を結成。1973年にソロ活動を開始、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動。1978年に「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成、歌謡界での楽曲提供を手掛けプロデューサー、レーベル主宰者としても活動。YMO散開後は、ワールドミュージック、アンビエント、エレクトロニカを探求、作曲・プロデュース・映画音楽など多岐にわたり活動。ドキュメンタリー映画『SAYONARA AMERICA』が公開中。12月22日には、『SAYONARA AMERICA』の音楽を含む『Music for Films 2020-2021』など3タイトルがリリースされる。