愛子さま4月就職へ…貴重映像! 皇族方の様々な“就職先”~電話受ける姿や“社食カレー”も 【皇室a Moment】
日本赤十字社は、災害時の救護や医療事業、血液事業など、人を助けるための組織です。
明治時代から皇室との関わりが深く、皇后さまが名誉総裁、常陸宮さまや華子さまをはじめ妃殿下方が名誉副総裁を務めて、「全国赤十字大会」などに出席されています。 ――これまで日赤に就職された皇族はいらっしゃるんですか? いらっしゃいます。三笠宮家の瑶子さまが、かつて常勤の嘱託職員として働かれていました。
――皆さま、様々な分野でお仕事をされているんですね。 天皇家のお子さまの内親王の就職では、紀宮=黒田清子さんの例があります。
こちらが清子さんの初出勤の時の画像です。清子さんは、学習院大学卒業後、1992(平成4)年、山階鳥類研究所の非常勤の研究助手となり、週2日通って標本や文献の整理などを手伝いました。天皇家の内親王の就職は、清子さんが初めてでした。清子さんといえば、愛子さまが皇室行事で身につけるティアラを借りられた叔母さまです。
1998(平成10)年には非常勤研究員となり、カワセミの生態調査などの仕事をされ、結婚を機に退職しました。この映像の場面は2005(平成17)年ですが、私も取材しておりまして、私たちのように、首から職員証をかけていたのが印象に残っています。 ――私たちと同じ姿で働かれているんだなと思いました。天皇家の内親王の就職は初めてだったということですけれど、最初の映像と比べると、ずいぶんと慣れていらっしゃる、社会の中に入って仕事をされていた様子がわかりますね。 そうですね。
一方、宮家の内親王では、秋篠宮家の佳子さまが、2021年5月から全日本ろうあ連盟に非常勤の嘱託職員として働かれています。
また、姉の小室眞子さんも、東京大学総合研究博物館「インターメディアテク」に特任研究員として勤務していました。こちらは2017(平成29)年に上皇ご夫妻が博物館を訪問されたときに案内している様子です。