【ヤクルト】「3番・村上」も実らず天敵・床田にまたやられた 高津臣吾監督「困ったもんですね」
◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―2広島(14日・松山) ヤクルトは先発の小沢怜史投手は5回0/3を投げ9安打2失点。武岡龍世内野手が7回の今季2号ソロを放ったが、打線の援護はこの1点のみだった。 高津臣吾監督は「小沢は先頭出すシーンも多かったんですけど、そこからよく粘って投げたかなと思いますね。トータルで10本打たれたんですけど、それを2点でしのいだ投手陣はよく頑張ったと思いますね」と力投を続けた投手陣を評価した。 一方で得点は武岡のソロのみ。天敵・床田に今季は3戦2敗。頼みの村上を19年以来5年ぶりに3番に起用したが3打数無安打に終わった。「ムネ(村上)は見送るシーンも増えてきたので、少し心配かなと。それはもう本人が狙い球を絞って、それが外れたから見送っていれば、それはいいんですけども。手が出なくなっていたり、もしくは小さくなっているのなら、そこは修正しなきゃいけないでしょうね」と復調を願った。 床田については「5回までセカンドいけなかったのかな? 前回と同じような展開になってしまったので。いろいろ対策は練ってはいるんですけどね。これだけ一人のピッチャーにやられてしまうとね…。うーん。困ったもんですね」とため息交じりだった。 ▽小沢(5回0/3を2失点も開幕4連敗)「やっぱ何か足りないから勝てないだけであって、それが出来ている人がやっぱ勝ってるのかなって。そういうところをしっかり勉強して、できるようにしたい」
報知新聞社