2024年パリオリンピックの開会式にてパフォーマンスを行う、セリーヌ・ディオン

難病スティフ・パーソン症候群との闘いを告白したセリーヌ・ディオンが、パリオリンピック開会式で見事なパフォーマンスを披露したあの瞬間は、彼女という生きる伝説が世界にとって必要不可欠なアイコンであることを改めて印象付けた。 【写真】ホテルから登場したセリーヌ・ディオンに、熱狂した大勢のファンが詰め寄る様子 そんな彼女だが、実はエッフェル塔のステージに立つ前から既にファッションアイコンとしての注目を存分に集めていたようだ。 セリーヌは開会式当日、パフォーマンスに先駆けて、90年代の"ロゴマニア"を彷彿とさせるルックでホテルから外出。着用していたのはディオールのロゴが全体に施されたセットアップだった。これにチャンキーな白のレースアップスニーカーを合わせてレトロなバイブスを強調し、さらに黒のキャットアイ型サングラスをプラス。髪をオールバックにして、よりスポーティーな印象を加えていた。 セリーヌがパリ滞在中に披露したルックはこれだけではない。先日には、襟付きの黒いシャツドレスにディオールのスリングバックを合わせたシックなパリジェンヌスタイルで、出迎えたファンたちに挨拶。また、開会式のパフォーマンスで纏っていた息をのむほど美しい輝くロングドレスもディオールのものだった。 今回のパリを通して、"ディオン"と"ディオール"は、もはや同義語のようになっており、どちらも世界におけるその地位を確固たるものにしたといえるだろう。