四季報「秋号」で分析 ! 連続増収増益「期数」ランキング
MEGAドン・キホーテ渋谷本店(写真:編集部撮影)
9月26日発売の 『週刊東洋経済』10月1日号 では「株の道場 短期vs.長期 どちらで稼ぐ」を特集。乱高下する短期の相場で稼ぐ投資法と、長期の大化け期待の銘柄を仕込む投資法の両方を徹底解説している。成長を続けてきた企業の信頼度は高い。売上高と営業利益が来期予想まで何期連続で増えるかでランキングした。 1位はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)。ディスカウント業態のドン・キホーテを国内で積極的に出店することで成長してきた。コロナ禍でインバウンド需要が消滅し、得意の夜間帯の客数が激減するなど苦戦したが、徐々に回復してきた。 将来的な人口減少が見込まれる国内事業では、売り上げ成長から収益性の重視に舵を切った。軸となるのがプライベートブランド(PB)「情熱価格」だ。2021年2月に全面改良し、次々と新商品を投入している。好採算のPBの売上構成比を上昇させ、粗利益率を改善していく。 海外事業も伸ばす。タイや香港などアジア圏で出店攻勢をかける。増収増益が続く確度は高そうだ。 (東洋経済 記者)
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福田 淳