「年金だけでは不安」70歳定年になったらどうする?ギリギリまで働きたい派が約半数!
年金+αの収入は資産運用で
外で働く体力はないけれど、年金だけでは不安。また、孫たちにお金を使ってあげたい、旅行や趣味にお金を使いたいと思っている人たちは、定年後は資産運用で年金+αの収入を得ることを考えています。 「定年後の収入源として、仮想通貨を考えています」(49歳女性/その他) 「定年後にどれだけ資産を増やせるかによって過ごし方が変わると思っています。悲惨な老後は送りたくないけれど、老体に鞭打って働くのも辛い。何とか株で資産を増やしたいです」(42歳女性/学生・フリーター) 「iDeCoやNISAで増やした老後資金で生活したい」(47歳女性/営業・販売) 「不労所得があったらいいなと思っています」(49歳女性/主婦) 「年金+運用益で暮らす予定」(50歳男性/その他) 自給自足で質素に余生を送りたい派も 「晴耕雨読。家庭菜園で節約しながら、売れるものを少しずつ処分換金して終活して過ごします」(51歳男性/その他) 「田舎の古民家に移住して、自給自足の生活で生きてみたい」(53歳男性/公務員) 「質素にひとり暮らしを維持したいです」(47歳男性/その他) 必要最低限、生活できるだけの収入で、ひたすらのんびりとお金をかけずに生きるのも老後の楽しみかもしれません。 筆者は40代に突入したばかりで、子どもが4歳。子どもが成人し、自立するまではある程度の収入を確保していこうと思っていますが、その後はできれば働きたくない気持ちも……。しかし、年金だけで暮らせるとも思えません。今回のアンケート結果を見て、65歳を超えても働ける体力維持もしくは現段階からの資産運用をしっかり考えていかなければいけないと実感。老後はまだまだのように見えて、実際はすぐそこ。早めの対策が必要そうです。
中山夏美