【卓球】日本勢は計5試合で中国の壁を破る 準優勝の張本智和は2人倒す 男女のダブルスも奮闘 WTTファイナルズ2024福岡
◇卓球WTTファイナルズ2024 福岡(11月20日~24日、北九州市立総合体育館) 【画像】準決勝の死闘を制した張本智和選手 男子シングルス決勝が24日に行われ、世界ランク7位日本の張本智和選手は、世界ランク1位中国の王楚欽選手に敗れ準優勝。それでも今大会はライバル中国勢から2試合勝利し、勝ち上がりました。 張本選手は、初戦で世界ランク5位の梁靖崑選手を破ると、準決勝では世界ランク2位で中国の19歳、林詩棟選手に逆転勝利。世界ランク上位16人のみ出場する厳しいトーナメントを勝ち上がっていきました。 今夏のパリ五輪では、男女のシングルス、団体、混合ダブルスと全種目で中国が金メダルを獲得。張本選手もシングルスの準々決勝で中国選手に敗れ、メダルを逃していました。 長年にわたり日本の高い壁となっている中国ですが、10月のアジア選手権では、女子団体決勝で中国を破るなど、金メダルを獲得。張本選手もシングルスで中国選手を破っての優勝でした。 今大会は、男子シングルスの他に、男女のダブルスでも奮闘。男子では準優勝の戸上隼輔・篠塚大登ペアは、初戦でダブルスの世界ランク3位の中国ペアに勝利。女子では佐藤瞳・橋本帆乃香ペアは、初戦、準決勝と2戦連続で中国選手を下すなど、決勝では日本人対決を制して頂点へ。日本勢は計5試合で中国選手を破っています。