教え子にわいせつの罪に問われていた男性塾講師に無罪判決 横浜地裁
2020年に横浜市の学習塾で当時高校3年生の女子生徒の体に触るなどして、強制わいせつの罪に問われていた男性講師の裁判で、横浜地裁は無罪判決を言い渡しました。 起訴状によりますと男性は2020年10月、横浜市戸塚区にある塾の教室内において、当時高校3年生の生徒にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われていました。 10日の判決で菅野裕希裁判官は、当時指導中の教室に他の生徒もいた可能性が高いことから「状況からして不自然」と指摘。 また生徒の供述の一貫性に問題があることなどから、「生徒の供述が信用できるとは言い難く、合理的な疑いが残る」として、無罪判決を言い渡しました。