北朝鮮が弾道ミサイル発射 米大統領選の前後に“関心引き寄せるため”か…韓国政府が警戒強める中
韓国軍は北朝鮮が31日朝、日本海に向けて長距離弾道ミサイルを発射したと明らかにしました。 韓国軍によりますと、北朝鮮が31日午前7時10分ごろ、平壌周辺から日本海に向けて長距離弾道ミサイルを発射しました。およそ1000キロ飛び、日本海上に落下しました。 ミサイルは通常より高い角度で発射する、いわゆるロフテッド軌道で発射されたということです。 北朝鮮は先月、超大型の弾頭をのせた、新たな弾道ミサイルの試験発射に成功したと明らかにしていました。 韓国政府は、来週のアメリカ大統領選挙の前後に核ミサイル問題をめぐって、アメリカなどの関心を引き寄せるため、北朝鮮が挑発行為を行うとみて警戒を強めていました。