車のオイル交換は「5000キロ」が目安だと思っていましたが、先日ディーラーで「3000キロ」を推奨されました。結局いつ交換すればよいのでしょうか?
自家用車を所有している場合、適切なタイミングでのオイル交換が必要になります。オイル交換をする時期は人によって異なるものの、どのタイミングが適切なのかを知りたい方もいるでしょう。 今回は自動車のオイルを交換するきっかけとあわせて、距離や期間を目安にしたオイル交換のタイミングをご紹介します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
自動車のオイルを交換するきっかけは?
自動車のオイルを交換するきっかけは、人によって異なるようです。ナイル株式会社が実施した調査によると、オイル交換をするきっかけの割合は、次のようになっていました。 ●走行距離: 53.7% ●期間:40.8% ●車検・定期点検:3.7% ●その他:1.9% 上記の結果を見ても分かるように、走行距離や期間でオイル交換をしている人の割合だけで約94%を占めています。交換を判断する要素にもしやすいと考えられることから、この2つを目安にしている人の割合が多いといえるでしょう。 「その他」に含まれる理由としては、ガソリンスタンドやディーラーのスタッフに勧められたり、アラートランプが点灯したりするなどがあげられます。もちろん人によって交換をする判断基準は異なるため、上記の理由はあくまでも参考に留めてください。
自動車のオイルを交換する目安は?
自動車のオイルを交換する目安について、今回は以下2つを例にご紹介します。 ●走行距離の場合 ●期間の場合 それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。 ■走行距離の場合 ナイル株式会社が実施した調査では、以下のような回答となっていました。 ●~2999キロメートル:3.2% ●3000~4999キロメートル:21.0% ●5000~5999キロメートル:57.3% ●6000~6999キロメートル:6.4% ●7000キロメートル~:12.1% 走行距離を目安にエンジンオイルを交換する場合、ガソリン車で1万5000キロメートルが一般的とされているケースも多いようですが、実際には5000~5999キロメートルが最も多い割合となっているようです。 ■期間の場合 ナイル株式会社が実施した調査では、期間でオイル交換をしている人の割合は、以下の結果となっていました。 ●1~5ヶ月に1回:8.3% ●6ヶ月に1回:57.4% ●7~11ヶ月に1回:3.7% ●1年に1回:24.1% ●2年に1回:6.5% 上記の回答を見ても分かるように、6ヶ月を目安にオイル交換をする人が57.4%と最も多い割合を占めています。次いで1年を目安としている人が多く、2つの割合の合計は約81%です。そのため、オイル交換の目安期間は、半年~1年に1回のペースが妥当といえるでしょう。