金沢城公園の二の丸御殿の復元整備について、石川県は来年３月から工事に着手することを明らかにしました。 石川県議会１２月定例会の一般質問で米澤賢司議員は金沢城公園にある二の丸御殿の復元整備の状況について質問しました。 馳知事は二の丸御殿は、次世代への技術継承や被災した能登の職人の生業再建など多面的な意味を持つものとし、来年３月９日に起工式を行うことを明らかにしました。 建築中の建物を雨や風から守る「素屋根工事」から着手し、歴史的事実を尊重した本物志向で復元に取り組むとしています。 また、工事期間中はライブカメラを使い普段見ることのできない復元工事を県のホームページなどで公開していく方針です。 なお被災した石垣については、すべて復旧するにはおよそ１５年かかるということです。