最悪の無駄遣い…。ユベントス歴代“不良債権”ワーストイレブン【FW】最大級の期待はずれ…。誰も予想しなかった結末
ユベントスはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でユベントスが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
FW:マルセロ・サラス(元チリ代表) 生年月日:1974年12月24日 在籍期間:2001年夏~05年夏 移籍金:2500万ユーロ(約35億円) クラブ通算成績:32試合4得点3アシスト 元チリ代表のマルセロ・サラスは、ユベントスの歴史でも最大級の期待ハズレ補強として認識されている。 サラスは1998年にラツィオに加入し、すでにイタリアで結果を残していた。ユベントスは2001年夏にジネディーヌ・ジダンをレアル・マドリードに放出。その移籍金で当時注目されていたサラスを引き抜いた。 だが、01年10月のボローニャ戦で右ひざ前十字じん帯を負傷して01/02シーズンの残りを棒に振った。翌シーズンに復帰したものの、かつてのフォームには戻らず、03年夏以降は南米にレンタル。05年夏にフリーで古巣のウニベルシダ・デ・チレに移籍した。 ラツィオで大活躍だったサラスには、ミランやインテル、パルマといった国内の強豪のほか、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、バルセロナといったイタリア国外のクラブも関心を示していたとされている。熾烈な争奪戦の末に獲得したビッグネームが、まさか4得点に終わるとは誰も思っていなかった。
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