他球団移籍?それとも残留…?国内FA戦士の去就予想(7)楽天・茂木のFA動向は…?
オフシーズンに突入している2024年のプロ野球。ストーブリーブ期間に大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)戦線だ。特に今オフは、7人もの選手が国内FA権を行使。FA市場の活発化が有力視されている。ここでは、今オフに国内FA権を行使した選手の去就を予想していきたい。
茂木栄五郎
・投打:右投左打 ・身長/体重:171cm/75kg ・生年月日:1994年2月14日 ・経歴:桐蔭学園高 - 早稲田大 ・ドラフト:2015年ドラフト3位 出場機会を求めて国内FA権を行使した茂木栄五郎。獲得調査が報じられている東京ヤクルトスワローズの補強ポイントに合致しており、移籍の可能性も大いにありそうだ。 桐蔭学園高、早稲田大を経て、2015年ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。 ルーキーイヤーから正遊撃手に抜擢され、翌2017年には打率.296、17本塁打、47打点の好成績を残した。その後もレギュラーとして高いパフォーマンスを発揮。 しかし、2022年以降は出場機会が限られ、昨季はわずか8試合の出場にとどまった。今季は46試合と少ない出番ながら、打率.265、1本塁打、8打点とまずまずの数字を記録。 三塁守備には定評があり、内野の全ポジションをこなすことができる茂木。村上宗隆のメジャー移籍を来オフに控え、内野のバックアップが手薄なヤクルトに打ってつけの存在といえる。 大学時代に慣れ親しんだ神宮球場でのプレーを選択するか、楽天に残留するか、動向が注視されている。
ベースボールチャンネル編集部