元彼との不倫で予期せぬ妊娠…27歳女性が「夫の子ども」として産むことを決意した「衝撃的な理由」
「托卵妻」になるまで
今、SNSを中心に「既婚女性が不倫の末に妊娠、その事実を伏せたまま夫の子どもとして出産する」という事例が多く見られる。そんな女性のことを「托卵妻」と呼ぶそうだ。カッコウなどに代表される鳥類が、他の鳥の巣に自ら卵を産みつけて、親鳥に雛を育てさせる「托卵」という言葉からきている。つまり、浮気相手の子どもを何食わぬ顔で夫と共に育てるというわけだ。 【マンガ】5200万円を相続した家族が青ざめた…税務署からの突然の“お知らせ” 2005年イギリスで行われた研究によると、25人に1人、全体の約4%が「子どもと父親の血がつながっていない」という事実が発表された。とても現実とは思えない話だが、実際にそういった家族は少なからず存在するようだ。不貞を働いた末に妊娠した妻が、夫を騙してでも「実の子として育てよう」という思いに至るまでにはどんな感情が交錯するのだろうか。
不倫に陥ってしまったワケ
東京都在住の志穂さん(仮名・27歳)は、不倫沼にハマって妊娠したにもかかわらず、夫(竜也さん・仮名・30歳)にすべてを隠して出産したと話す。彼女はハッとするような美人で、北川景子に似ている。 「結婚して間もない頃の話です。私は、すぐにでも子どもがほしいと思っていたのですが、夫が『2人でしばらく新婚気分を味わいたい』と言うので、積極的な妊活はしていませんでした。そんなある日、実家の部屋を片づけていたら、昔使っていた携帯電話を偶然見つけて。 試しに電源を入れてみると、高校生の時に付き合っていた元カレ(隼さん・仮名・27歳)の電話番号が表示されたのです。子どもに関する夫の考え方に不満を抱いていた私は、何の躊躇もなく今使っているスマホから彼へ電話をかけました」
元カレと連絡を取り合うように
しかし、隼さんは電話に出なかった。別れてもうずいぶん経つし、彼が現在も同じ電話番号を使っているかもわからないので連絡が取れなくても仕方ないと感じたという。 「このまま何も起こらないと思っていました。でも、ちょうど夫がお風呂に入っているタイミングで隼さんから折り返しスマホに電話がかかってきたのです。『久しぶりだね、急に連絡があってびっくりしたよ』と昔と変わらない彼の明るい声を耳にして、一気に胸が高鳴って……。これを機に彼と連絡を取り合うことに。ただ夫に知れると何かと面倒くさいので、深夜にこっそり二人で電話することにしました」 話を聞くところによると、隼さんは美容師をしており「いまだに独身だ」と語ったという。一方、志穂さんが「私は結婚している」と伝えると彼は明らかに意気消沈した様子だったのだとか。思わず「もしかして自分のことが忘れられなかったのでは」と都合の良い考えが頭をよぎったそう。それだけ隼さんの存在が志穂さんの中で大きくなっていたのだ。